Kindle Fire

2017年8月30日 (水)

弥栄の烏 (阿部知里)

弥栄の烏 八咫烏シリーズ6
弥栄の烏 八咫烏シリーズ6 』 は八咫烏シリーズ第1部完結編。

1. 烏に単は似合わない
2. 烏は主を選ばない
3. 黄金の烏
4. 空棺の烏
5. 玉依姫
6. 弥栄の烏

1巻と2巻が同じ時と場所を、異なる登場人物の視点から描いた作品であったように、5巻と6巻もそうです。5巻は山神の「母」となる志帆が、6巻は若宮たちが、主人公です。ガールズサイドとボーイズサイドですね。

今回、初めてKindle版を買いました。iPhoneSEの4インチ画面で読む気はしなかったので、以前買ったKindle Fireを指定し、途中まで読んで3日ほど忘れていたら、持ち出したもののバッテリー切れで読めず。次回、朝100%充電して持ち出したにもかかわらず、昼休みに電源が入りません。帰宅後、すったもんだして、立ち上げ直して、なんとか読み終えましたが、Kindle Fireは信用できません。

バッテリーが切れたら読めないのは困るのと、Kindle Fireは重くて持ちにくい。滑りやすく落としたら壊れるという不安もあります。わたしはやっぱり紙の本がいい。単行本1,680円がKindle1,200円というのは他に比べれば安いほうですが、まだまだ高い。1,000円以下にすべき。Kindle Fireがだめなら iPhoneで読めないのかとKindleアプリを立ち上げてみたら、ちゃんと読めるじゃないですか。画面が小さいとはいえ、小説ならば読めないわけではないので、こっちで読めばよかった。

というわけで、今作は疲れました。(なんのこっちゃ?)

お勧め度:★★★★☆

2016年5月 6日 (金)

[Apple Watch 旅] 旧中山道を歩く「妻籠宿」

馬籠宿から妻籠宿に着いて、ホッとして歩いていると和菓子の丁兼(澤田屋)さんで「朴葉巻」を見つけました(5個入り840円)。

IMG_2493.jpg

朴葉味噌で有名な朴の葉でつぶあん入りの餅を包んで蒸したもの。5個の餅を包んでいる葉っぱは茎でつながってます。わたしのは葉が6枚あって、うち1個の餅を2枚で包んでありました。これは手作りですね。

IMG_2500.jpg

檜のような木の香りがする朴の葉が季節を感じさせてくれます。5月〜7月のお菓子です。店の表のベンチで休憩がてらおやつにいただきました。

IMG_2501.jpg

もうすこし行くと妻籠宿本陣がありました。向かいの脇本陣奥谷、歴史資料館との共通入場券は700円。たとえ有料でもせっかく来たのですから素通りはしたくありません。面白いものがあるかもしれないじゃないですか。

IMG_2503.jpg

脇本陣は外国人旅行客の団体さんでいっぱい。案内のガイドさんが数名いらして、英語だけでなくスペイン語も飛び交っていました。写真上のように、囲炉裏では実際に火が燃えていて煙かった。

IMG_2505.jpg

脇本陣を裏へ抜けると歴史資料館があるのですが、中庭のようなところに休憩所(東屋)があって、庭と遠くの山を眺めながらの読書タイム。最高です!

IMG_2506.jpg

今日の本はトレイシー・シュヴァリエの「真珠の耳飾りの少女」。フェルメールの絵のモデルになった娘のお話です。でも、やはりここでは島崎藤村のほうがしっくり来ますね。

妻籠宿からJR南木曽駅までバスが出ているのですが、本数が少なくて、1本乗り過ごすと2時間、3時間待つことになったりするのが困ります。健脚であれば南木曽まで歩くという選択肢もあるのですが、わたしは遠慮しておきます。ちょっと慌ただしいけれど、早めのバスで山を下りることにしました。

IMG_2507.jpg

おっと、そのまえに「ゑびや」さんで豆大福を買いました。結局、朴葉巻は全部食べちゃったので、これはおみやげです。栗きんとんが名物のようですが、豆大福のほうが好き。おみやげは自分が好きなものを選ぶ主義なのです。

IMG_2512.jpg

中津川の松葉というお店の豆大福なのですが、これはアタリです。京都出町ふたばの豆大福(豆餅)は赤えんどうだけど、これには黄色い豆が入ってて、なにかと思ったらどうやら大豆らしい。餡も甘すぎず、食感に変化があって美味です。

馬籠宿も妻籠宿も立派な観光地です。江戸時代のテーマパークといってもいい。お膳立てされた感が気になって仕方ありません。

だけど、商売として成り立っていかないと街並みの保存も覚束ないでしょう。観光客としては文化遺産を残していく一助となれば、と願うばかりです。あとは、こちらがなにをどう見るか、でしょう。

旅をするには「歩く」しかなかった江戸時代と、自家用車、バス、バイクもあるけれど、あえて「歩く」現代。移動手段によって見えるものはちがってきます。宿場町や中山道自然歩道は原則として車両通行禁止ですから「歩く」ことで見えてくるものがあるはず。

道路渋滞や駐車場を心配することなく、たまには文字通り「足の向くまま、気の向くまま」の旅をしてみませんか?

(おしまい)

続きを読む "[Apple Watch 旅] 旧中山道を歩く「妻籠宿」" »

2016年5月 4日 (水)

[Apple Watch 旅] 旧中山道を歩く 馬籠宿から妻籠宿へ

馬籠宿から妻籠宿まで旧中山道を歩くことにしたのですが「そういえば恵那山はどこ?」。名古屋市内からでも空気が澄んだ日には恵那山(2,191m)が見えるのです。それがここからなら反対側(北側)から臨むことができるはず。

IMG_2474.jpg

おぉ、恵那山だ! 馬籠上からすこし登ったところに展望スペースがありました。しばらく双眼鏡で眺めて満足。

さて、ここから妻籠宿へ向かって歩きます。案内板によると妻籠宿まで7.6km。Simple Loggerというアプリで移動経路を記録してみます。

IMG_2477.jpg

ちょこちょこ上ったり下ったり、車道を渡ったり、あまり中山道という感じがしません。所々に鐘が立ててあって通りすがりに鳴らしていく人がいるから「クマでもいるのかな」と思ってたら「熊出没注意」の看板。ほんとに出るんだ…。

IMG_2479.jpg

30分ほど歩くと馬籠峠に到着。峠の茶屋がありました。Simpel Loggerの画面は下図のとおり。自分がどのあたりを歩いているのかわかって便利です。ただ、GPS機能を使うので、iPhoneにサブバッテリーをつないだ状態で持っています。

IMG_2480.jpg

ここからは石畳や舗装ではなく、土の地面を下っていきます。

IMG_2481.jpg

舗装などないほうが江戸時代を彷彿としていいじゃないですか。こんな山道を歩いて江戸まで旅したんですね。江戸時代の人のほうが体力があったのかな。

IMG_2484.jpg

あ、しだれ桜だ! 山の上のほうにもところどころ薄桃色が見えたのは、やっぱり桜だったんだ。左手の古い民家は無料休憩所。外国人のご夫婦も休憩中。お茶と飴をいただきました。中山道を歩いている外国人はどうも西洋人ばかりで東洋人はほとんど見ません。中国人は観光スポットだけバスで移動しているのでしょうか。それじゃ日本を実感できないでしょうに。

IMG_2490.jpg

途中、男滝女滝(おだき・めだき)に寄り道。ここは吉川英治の小説「宮本武蔵」の舞台となった滝。写真上が男滝、下が女滝です。女滝のほうが好きだな。

IMG_2491.jpg

大妻籠には「旅籠」が軒を連ね、江戸時代にタイムスリップした気分を味わえます。ただ、旧中山道といっても、車道を渡ったり、車道を歩いたりする部分が多々あるのが興醒め。せっかく江戸時代気分に浸っているのに、いきなり現代に引き戻されます。

逆に、だからこそ途中まで(から)バスを使うこともできたりして、気軽に江戸時代ムードを味わえるメリットがあるのでしょう。

IMG_2492.jpg

やっと着きました、妻籠宿。たいした距離は歩いていないけれど、人気がなくて熊が出るような山の中から宿場に着いたときにホッとする気持ちがすこしわかりました。

IMG_2495.jpg

馬籠宿から妻籠宿まで7km、2時間(休憩時間を除く)でした。画面の経路上にカメラアイコンがあるのは、そこで写真を撮ったから。タップすると写真が表示されます。また、Simple Loggerでは下図のように高低差も出ます。

IMG_2515.jpg

馬籠峠が標高801mだから、そこからずっと下ってきたことがわかります。逆にいえば、妻籠宿から馬籠宿に歩くと、だらだら坂がずっと続くので疲れそう。馬籠宿から妻籠宿へ歩いたのが正解だったのかも。

9kmというのは、馬籠宿と妻籠宿も含めた距離なのでしょう。馬籠宿を出て、妻籠宿に着くまでは7kmだったわけです。また、坂があるといってもたいしたことはなく、ハイキング気分で歩けます。醍醐寺の上醍醐への道はもっとつらかった。たった2.6kmとはいえ、あれはまさに修行です。

なにはともあれ、妻籠宿に無事到着です。

(つづく)

2016年5月 2日 (月)

[Apple Watch 旅] 旧中山道を歩く「馬籠宿」

「GWはどこも人でいっぱいだろうなぁ」と思いつつ、それでもせっかくの休日だからとパソコン(Mac mini)に向かって、愛知近県で面白そうなところを探します。

ふと思い出したのが、昨秋、岐阜県恵那市岩村町を訪れた際、喫茶店「岩村茶寮」のマスターに「馬籠宿は中津川駅からバスで行けますよ」と聞いたこと。ちょっと調べてみて「うん、決定!」

IMG_2453.jpg

JR千種駅から「特急ワイドビューしなの」に乗って43分で中津川に到着。以前各駅停車に乗ったこともあるのですが、1時間半もかかるので懲りました。特急料金を払ってでも体力は温存しておきたい。

中津川駅には外国人観光客向けのパンフレットも用意されていました。その一部にお勧め料理が載っています。

IMG_2510.jpg

寿司、蕎麦、酒は有名かもしれないけれど、五平餅、鰻、丼は(自分が外国人だったら)見た目がちょっと怖い。それとピザやスパゲッティは載せる必要があるのかな? 英語パンフはいろいろと愉快です。

駅前の馬籠行きバス停(3レーン)から25分で馬籠宿に到着(560円)です。

IMG_2458.jpg

暑くもなく寒くもなく、いい天気です。まわりは全部「やま」です。

馬籠宿は、馬籠下と馬籠上に分かれていて、さらにその上に馬籠峠があります。京都山科の醍醐寺(下醍醐と上醍醐)を思い出します。

IMG_2459.jpg

馬籠宿は自然遊歩道になっていて(昼間は)自動車は入れません。小腹が空いたので白木屋さんで五平餅をいただきました。馬籠のは平らではなく丸い団子状です(1本150円)。また、店先で竹の子を売っていました。

IMG_2460.jpg

あ、ここ写真で見たことある! 宿場入口の枡形と水車です。江戸時代の雰囲気が漂います。いまは右手にショートカットするスロープがあります。

IMG_2463.jpg

清水屋資料館に立ち寄りました(300円)。清水屋は島崎藤村の作品「嵐」にでてくる「森さん」こと原一平の家とのこと。ゆうべ、青空文庫で「嵐」を読んできたので、当時の様子を想像できて楽しい。

IMG_2464.jpg

もうすこし坂を上っていくと右手に観光案内所があって、その向かいが藤村記念館です。馬籠宿の藤村といえば『夜明け前』。「木曽路はすべて山の中である」で始まる長編小説です。昔読んだことがあるけどうろ覚えなので読み直そうと思ったけれど、一晩では無理でした。これも青空文庫にあるのでどうぞ!

IMG_2465.jpg

約25分のDVDで島崎藤村を紹介している部屋がありました。昔の小学校にあったのか、木製のちいさな椅子がかわいい。

IMG_2467.jpg

庭の周囲にベンチあって、楓の木陰で(iPhoneで)『夜明け前』を読むのが気持ち良かった。表通りは人が多くても、有料施設内は空いていて静かなのがありがたい。

馬籠宿まで来たら、次の宿場町・妻籠宿へも行きたい。バスもあるものの本数が少なくて利用しづらいので、中山道を妻籠宿まで歩いてみることにしました。ホームページによると「約9km、3時間」かかるそうですが、そんなに険しい道なのでしょうか。

中山道自然歩道ごあんない」(PDF)を見ると、馬籠宿から馬籠峠までが上りで、峠から妻籠宿まではゆるい下り坂が続くらしい。これなら3時間もかからないはず。

そのまえに腹ごしらえしておこうと近江屋さんで「ざるそば大」を頼みました。

IMG_2471.jpg

ほんとに大盛りです。観光地の飲食は高いのが相場ですが、これで800円なら納得。お腹いっぱいになりました。さて、腹ごなしに歩きますか。

(つづく)

続きを読む "[Apple Watch 旅] 旧中山道を歩く「馬籠宿」" »

2016年4月17日 (日)

[Apple Watch 旅] 大阪で文楽4月公演:妹背山婦女庭訓

醍醐寺、石清水八幡宮を経て、午後4時前に国立文楽劇場に到着。発券機でチケットを取り出して2階の受付へ。

IMG_2440.jpg

「妹背山婦女庭訓」は大化の改新の頃のお話。「中大兄皇子と中臣(藤原)鎌足が、権勢を振るう蘇我入鹿を打倒した事件を題材に、大和地方の伝説を取り入れた近松半二らによる名作」です。

今回はパンフレットは買いませんでした。チラシの裏にあらすじと人物相関図があるので、それで予習して、お話についていけるかどうか試してみます。

芝六という猟師が、天智帝と(鎌足の息子の)淡海を匿いながら、禁猟の鹿を射るなど、アブナイ人生を送っています。一方、淡海は杉酒屋の娘お三輪と、身分を隠した姫と二股かけたため、舞台は修羅場となります。昔の浄瑠璃も、現代のアニメも、男女関係というのは似たようなものなのですね。可笑しいやら呆れるやら。

jinbutsu.jpg

お三輪が淡海との契りを表わす紅白の苧環(おだまき)を手渡します。苧環というのはうどん入りの茶碗蒸し、じゃなくて「つむいだ麻糸を巻いて中空の玉にしたもの」だそうですが、舞台では大きな糸巻きに持ち手がついたものです。淡海が赤い苧環を持ったまま、姫を追うものだから「おい、別の相手を追いかけるのに、それ持ってくるか!?」

その後、淡海を追ってきたお三輪は命を落とすことになるのですが、なぜ自分は死ななければならないのかをじっくりと聞かされます。「あなた、死にかけてるのとちゃうの?」 文楽ってツッコミどころ満載です。隣の席の人と喋りたいのに、喋っていい雰囲気じゃない。つらいです。

ちなみに、2等席でも舞台が見づらいことはありません。舞台が遠いけれどオペラグラス(双眼鏡)があれば大丈夫。それより座席が狭くてお尻が痛いです。それも「これでも新しくなったからまだマシ。以前はもっと痛かった」とか。しかも、その方は1部から通しで観ているとのことで、ほんと御愁傷様でございます。わたしは同日通しは無理です。ゼッタイ後悔します。

ひたすら山登りもつらいけれど、じっと座ってるのもつらい。人間て難儀やな。休憩時間になると即ロビーに飛び出してぐた〜とくつろぎます。ロビーのソファは大きくて柔らかいんです。この椅子で観劇させてくれ!

IMG_2441.jpg

文楽が午後4時から9時までかかるとなると晩御飯はどうするの?

どうやら弁当を用意しておいて25分休憩に食べるようです。わたしは売店で助六(写真上)を買いましたが、コンビニで買ったほうが安上がり。急いで食べて缶コーヒーを飲んで一息ついたらもう開演時間とは、なんとも慌ただしいこと。文楽は気合です。

それでも、文楽なぞ楽しめるのは平和な証拠。伝統芸能を将来に伝え、観て楽しむ文化が残っていくことこそが平和。悩みはお尻が痛いことなんて、幸せですよね。

9時に終わると皆さん、そそくさと席を立ち帰っていきます。わたしは地下鉄御堂筋線の難波駅まで歩いて新大阪へ向かいます。ここはミナミの繁華街。難波まで千日前を通るし、美味しそうなものがたくさん。せっかく大阪に来たのに、ラーメン、海鮮丼、たい焼き、ソフトクリーム等々を横目で見ながら急ぎます。

次回は、しっかり美味しいものをいただく旅にするぞ!

(おしまい)

続きを読む "[Apple Watch 旅] 大阪で文楽4月公演:妹背山婦女庭訓" »

2016年4月15日 (金)

[Apple Watch 旅] 春の醍醐寺と石清水八幡宮 2

山なら頂上、ビルなら屋上、城なら天守、岬なら突端というように、わたしはてっぺんというか、それ以上先には行くことができないところまで行くのが好きなのです。だから、身体が動くうちに行けるところには行っておきたい。

IMG_2418.jpg

上醍醐からの帰り道、醍醐水(写真上)をいただいてから下ります。上りのように息が切れることはないけれど、膝などの関節に負担がかかる感じ。登ってくる人たちに「こんにちわ」と挨拶しながら下っていきます。帰りは上醍醐の境内に入らず(再入場不可)、東側の脇道を駐車場まで歩いていきます。途中、楓の新緑がきれいだった。秋は見事な紅葉が楽しめそうです。

じつは、今夜は大阪の国立文楽劇場で「妹背山婦女庭訓」を観る予定なのです。先月、京都で初めて文楽を観て面白かったので、4月公演の予約状況をネットでみると、第2部の2等席が2,400円で取れたので「いちばん後ろの席でも楽しめるかどうか試してみよう」。国立文楽劇場がどんなところか興味があったのと、大阪日本橋の電気街が懐かしくて再訪したかったのもあります。

imoseyama.png

文楽は16時開演だから、15時くらいに日本橋へ着きたい。醍醐寺からバスで京阪六地蔵駅へ。中書島で京阪本線に乗り、北浜で地下鉄に乗り換えれば日本橋です。だったら、八幡市駅で途中下車して石清水八幡宮にお参りしたい。京都に来ても八幡さんには寄ることができずにいたのです。

我ながら欲張りだと思う。文楽が終わるのは21時の予定。気分転換のための休日とはいえ、頑張りすぎると疲れが残りそうで心配。だから、当日の朝は上醍醐はあきらめようと思ってたのです。そうすれば時間にも体力にも余裕ができます。でも、上醍醐へのゲートを前にしてすごすごと引き返すことはできませんでした。

例によって、Kindle Fire 8GB + 32GB SD Cardに、映画を1本と音楽アルバム3枚をダウンロードしてきました。今回はもっぱらアルバムを聴いていました。ビートルズの”Let It Be”、エリック・クラプトンの”Unplugged”、イーグルスの”Hell Freezes Over”。中でもイーグルスが気に入りました。映画と読書は今回余裕がありませんでした。

Kindle Fireは置いておくだけでも意外にバッテリーが減るのですが、音楽を再生しているだけなら丸一日でも楽勝です。iPhoneはカメラとしても使うし、あれこれ検索するからヘッドホンがつないであると邪魔になる。だから、バッグに入れたKindleを音楽専用としたのは正解だったみたい。

IMG_2424.jpg

醍醐寺では昼食がとれず腹ペコ。京阪八幡市駅を降りると石清水八幡宮へは男山ケーブルで3分。ケーブルカーは15分間隔で運転しているので、その待ち時間で駅前の朝日屋さんに飛び込んで竹の子ご飯セット(写真上)をいただきました。おぉ、関西のうどんだ。美味い!

満腹になって男山ケーブルで山上へ。そこは八幡さんの裏手なので、ぐるっと表に回って表参道に出ると、沿道には人垣ができています。「一体何事ですか?」とスタッフに訊くと「花魁道中が来るんです。でもここまで来るのに15分くらいかかりますよ」。だったら先にお参りさせてもらいましょう。

IMG_2426.jpg

きれいな本殿です。醍醐寺のようにお金もかかりません。あ、ケーブルカーは片道200円です。

IMG_2429.jpg

せっかくなので花魁道中をひと目見てから帰ることにしました。

IMG_2434.jpg

カレンダーに予定と場所を指定しておくと、出発時間にApple Watchが知らせてくれます(画像上)。便利な機能なのですが、車での移動が前提なのが難点。

大阪日本橋の電気街は、日本橋と恵比寿町の間なので、日本橋のひとつ先の恵比寿町駅まで行きました。

IMG_2435.jpg

恵比寿町の南は新世界。通天閣が見えます。これも懐かしい!

日本橋に向かって北へ歩いて「シリコンハウス共立」へ寄りました。昔お世話になったパーツ屋さんです。

IMG_2436.jpg

へへ、買っちゃいました。何を買ったのかは、いずれ明らかにいたします。

IMG_2437.jpg

上の地図のように、日本橋まではまだ距離があります。沿道には電気店が多いものの、寂れたビルもちらほらあって、すこし寂しい感じ。通りがかりのたこ焼き屋さんに寄りました。美味しいもの大好きなので、ここは素通りできません。

IMG_2438.jpg

ずいぶんしっかり焼いてあるようですが、中はトロトロのアツアツでウマイ。やっぱたこ焼きはこうやないとあかん!

(つづく)

2016年4月13日 (水)

[Apple Watch 旅] 春の醍醐寺と石清水八幡宮 1

京都は何度も訪れていますが、新幹線でいつも通り過ぎている山科に行ってみたい。そう、醍醐寺です。

IMG_2442.jpg

京都の寺社505を歩く(下)』の「上醍醐への山道はかなり急坂でしかも距離があり、気軽に拝観するといった気分ではいけない。天候の状態をみて、よし、今日は上醍醐に”挑戦する”という覚悟が必要であろう」という記述を見て、俄然やる気になってしまいました。

安土の観音寺城址へ桑実寺を抜けて10丁登ることになったり、御在所岳にロープウエイで登ったら雪が積もっててビックリしたり、気軽な日帰り旅とはいえ、滑って転んで怪我しないためには靴が大事。かといって登山靴は大げさだから、もうすこしカジュアルなものを探していて見つけたのが「モントレイル」。これはトレイルランニングといって「舗装路以外の山野を走る」ための靴。走るつもりは全くなく、歩くだけですけど、雨にも強いタイプを選んだので、これで山道に迷い込んでも大丈夫!?

IMG_2410.jpg

醍醐寺の拝観時間は9〜17時なので、9時に着くように出発。京都八条口のホテル京阪東側の8番乗り場から醍醐寺行きバスに乗って30分。桜の見頃は先週末だったから、ほとんど散ってしまっていますが、それでも参拝客はたくさん。

IMG_2380.jpg

上醍醐に”挑戦”する前に下醍醐をざっと見ておきたい。

daigojimap.jpg

というわけで、まずは霊宝館から。寺宝の数々のなかに、襖絵がずらっと並んでいて、端から順番に見ていくと、かなり劣化しているものの、風にそよぐ葉の緑が美しい。「これは笹?」って考えてると、中央の札に「長谷川等伯 柳草図」。なんと、等伯ではないですか。笹ではなく柳でした。

等伯といえば、前回本法寺で見た仏涅槃図。霊宝館にも小さな仏涅槃図がありましたが、構図は酷似しています。比べてみると面白い。洋の東西を問わず、宗教画のモチーフにはパターンがあるのでしょうか。

続いて三宝院。ここは塔頭なのですが、庭園も広くて立派。豊臣秀吉が建てて「醍醐の花見」を催したとかで、毎年4月に「豊太閤花見行列」が行われるって、え…今日ですか!?

最近、こういうサプライズが多いような気がします。不意のお祭りはうれしいのだけれど、混雑するのが困りもの。お寺の人に聞いたところ「花見行列」は午後1時スタートらしいので、それまでに脱出しましょう。上醍醐までがんばって歩かなきゃ!

IMG_2385.jpg

売店の貼紙で「京都醍醐寺ナビ」というアプリがあると知って早速iPhoneでダウンロードしたものの「拝観記念カードのIDを入力してください」。そのカードは無料配布しているのか思ったら、なんと540円で販売していました。だったら最初から有料アプリにすればいいのに紛らわしい。

IMG_2384.jpg

おすすめコースを案内してくれたり、歴史解説など、機能は盛りだくさんなのですが、音声ガイドは聞こえないし、いま境内のどこにいるのかわかりづらいし、540円の値打ちはありません。限られた時間内での拝観を充実できるならばと購入したものの期待ハズレ。観光ガイドブックを買ったほうがいい。

IMG_2387.jpg

三宝院をあとにして、仁王門を抜け、上醍醐方面へ。五重塔は、東寺ほど大きくはないけれど、整った形をしていて美しい。「醍醐寺アプリ」で写真を撮ると、こんなふうにタイトル文字が入るのですが一事が万事なんです。面白みに欠ける。無料の姫路城アプリのほうが洒落てる。

IMG_2391.jpg

金堂、弁天堂、女人堂まで来ると、下醍醐はそこまで。入山料600円を払って、柵の向こう側へ抜けると上醍醐なのですが、そこは観光地というより山の中。頂上の16丁まで山道が続きます。

IMG_2397.jpg

同じように登る人は少ないけれど、いないわけじゃない。同志です。不動の滝がある9丁くらいまではつらかったけれど、そこを越したら楽になりました。歩く速度に呼吸を合わせて登っていくとようやくたどり着いた16丁地点。入山してからここまで35分。

IMG_2400.jpg

16丁から先は下りになり、醍醐水、薬師堂、五大堂を経て、最終目的地の開山堂に到着するまでに20分かかったので計55分。女人堂から開山堂まで約2.6kmということだったけれど、山道の2.6kmはきつかった。

IMG_2408.jpg

標高450mですが、下界を見下ろす気分は最高。心なしか涼しくて気持ちいい。下醍醐ほど人が多くないのでのんびりできます。ベンチで休憩して、いつもなら読書タイムになるのですが、今日は時間がないので、すぐに下山します。

IMG_2411.jpg

(つづく)

続きを読む "[Apple Watch 旅] 春の醍醐寺と石清水八幡宮 1" »

2016年4月 3日 (日)

[Kindle Fire] 京都に連れ出して

Kindle Fireを買ったものの、使い道に困っていました。iPhone5sより画面が広いことだけが取り柄のタブレット端末。ダウンロードした雑誌を見るか、Amazon Videoで映画を観るか、それくらいだから、普段は持ち歩くこともありません。

京都へ出かけるときにはバッグに入れていってもいいかな。というわけで、前夜荷造りしていて、Amazon Videoで観ていた”COVERT AFFAIRS"というTVドラマの続きの1話分をダウンロードしました。SDカードを買っていないので内蔵8GBに収まるのか心配でしたが、42分間で約250MBは大丈夫だった。それならばと、カーペンターズの”A Song for You”もダウンロードして、いざ出陣!

IMG_2301.jpg

新幹線で足元のコンセントから電源を取って観ましたが、付属のUSBケーブルが短くてテーブルの上に載せることができませんでした。もうすこし長いケーブルが必要ですね。映画を観るなら、スマホよりも大きめの、これくらいのサイズがいい。ただ、新幹線のように騒々しいところでは密閉型のヘッドフォンが欲しくなります。

IMG_2351.jpg

京都市内の喫茶店ではカーペンターズを聴きながら読書しました。

今回、Kindle Fireには、スマホの内蔵メモリとバッテリーを消耗させずに、動画と音楽を持ち歩けるというメリットがあることがわかりました。新幹線などの移動時間に合わせて、映画やドラマなど、ダウンロードするタイトルを選べばいい。

帰宅後、早速 32GB micro SDカードを注文。カードが挿してあれば、ダウンロードしたデータはすべてそこへ保存されるようです。

要するに、KindleとAmazon VideoとAmazon Musicの端末ということですね。まんまとAmazonに乗せられている気がするけれど、便利なものは使わせていただきます。

Kindle Fireは弁当箱。お気に入りの雑誌やら音楽、映画を詰め込んで出かけます。

2016年3月16日 (水)

[Kindle Fire] 第5世代 Kindle Fire タブレット その2


iPhone5sの画面は4インチだから、Fireの7インチは倍近いサイズになります。ですから、電子本を読むには便利。逆にいえば、いまのところ「それだけ」なのです。

画面が広いほうが助かるのが地図アプリ。狭い画面でスクロールを繰り返すのはストレスが溜まります。Fireには標準地図アプリがないので、Y!地図をダウンロード。しかし、描画が遅い。これでは使えません。

あとはAmazon Videoを観るくらいでしょうか。ただ、自宅ではMac miniで観ますから、出先でiPhone5sではなくFireで観るためにFireを持ち歩くかというと答えはNo! なくても困らないのです。あ、文字入力はiPhoneよりも楽です。これは助かります。

Fireのメニューは「本」「ビデオ」「ゲーム」「お買い物」「アプリ」「ミュージック」というジャンルに分かれています。iPadであれば、iOS用ゲームをダウンロードしたものの、iPhoneでは画面が狭くてつらいものがあるので、それをプレイしたい。けれど、わざわざ Android OS用のゲームで遊びたいとは思わない。それはアプリも同様。「お買い物」はiPhoneのAmazonアプリで事足ります。

つまり、わたしにとってFireの存在価値は雑誌などの固定レイアウトの電子本を出先で読むためだけになります。Kindle本をばんばんダウンロードして読むのであればともかく、現在の電子本は高すぎるから敬遠しています。

紙の本に比べると電子本は印刷&流通コストがかからない上に、紙の本のように貸与、譲渡、売却ができない。それが紙とほとんど同額というのは納得できません。電子本は紙の半額が妥当だと思います。

最近、寝るまえにWeb小説を読むのですが、それをiPhoneからFireに替えてみたところ、サイズが大きいだけ読みやすいものの、重くて持ちにくいために腕が疲れるのです。テキストベースだから画面が多少小さくても1ページあたりの文字数が減るだけで、読むには困らないため、またiPhoneに逆戻り。Fireの出番はほとんどありません。

Apple製品が好きで、そちらに軸足がある私にとって、Fireは(語弊があるかもしれませんが)ちょっとお粗末なのです。安いのだから納得はしているのですが、画面もRetinaディスプレイに慣れた目にはきれいじゃないし、重いし、お洒落なタブレットとは言い難い。所有する悦びはなく、役に立つか否かが全てです。

試しに買ってみたFireですが、失敗(というか不要)だったかもしれません。でも、暖かくなったら、日帰り旅に連れ出してみるつもりです。

2016年2月23日 (火)

[Kindle Fire] 第5世代 Kindle Fire タブレット


iPhone5sで電子本を読む場合、テキストだけの小説などであればともかく、ページレイアウトが固定の雑誌などは文章を読むには都度拡大しなければならず面倒です。

自宅では Mac miniの23インチモニタで読めばいいのだけれど、外出先ではタブレットがほしい。iPad miniを次男に譲って以来、iPadもあれば便利だとは思いつつ、iPad Air2 Wi-Fi 64GBは64,800円、iPad mini4 Wi-Fi 64GB でも53,800円(ともに税別)するので、そこまで出す気になれずにいました。

そこへ、長男が英文の技術書を読むのにKindleを買ったら存外良いとのこと。たしかに厚くて重い技術書を持ち歩くのはむずかしいし、単語の意味も辞書機能で一発検索。

いちばん安いKindle Fire(第5世代)は7インチIPSディスプレイだから、7.9インチのiPad miniよりやや小さいくらい。Amazonプライム会員は、8,980円が4,000円引きの4,980円で買える。

5,000円のタブレットなんてオモチャみたいかもしれないと案じたのですが、意外とまともでした。ただ、起動直後のロック画面に宣伝が表示されます。このあたりがAmazonの顧客囲い込み端末たる部分でしょう。

IMG_2271.JPG

縦にすれば片手でなんとか持てるサイズ。重さは約300gだから、ふだんは気にならないけれど、横になって電子本を読むにはちょっと重い。小型タブレットは、文庫本程度の200gに収めるべきです。

問題はアクセサリーです。4,980円のタブレット本体に「保護フィルム ¥1,350」「Amazon純正合皮カバー ¥2,690 」は、わたしの経済感覚では高すぎます。アクセサリーは本体の10分の1以内に収めたい。予算は500円。そういうときは100円ショップです。

IMG_2268.JPG

ダイソーで見つけてきました。Kindle Fireにぴったりサイズのウレタンケースと、iPad用画面保護フィルム。フィルムは、カメラ用の丸穴に位置を合わせてカットしました。2点あわせて税込216円也。これでよいのです!

お勧め度:★★★☆☆