ライトノベル

2019年2月16日 (土)

宮廷神官物語 十 慧眼は明日に輝く (榎田ユウリ)

宮廷神官物語  慧眼は明日に輝く (角川ビーンズ文庫)

宮廷神官物語 』の10巻はまだ発売されていないので、角川ビーンズ文庫から出ていた『慧眼は明日に輝く』を図書館で借りて読みました。完結編です。

鶏冠が落馬したときに頭を打って、ここ10年ほどの記憶を失ってしまいました。このままでは大神官候補になどなれません。自分のことを思い出してほしい天晴と、大神官になってもらわないと困る苑遊が共闘して、鶏冠の記憶を戻すことに挑戦するのですが...。

イラストはさておき、小説としては楽しく読ませていただきましたが、大人向きではないようにわたしは思います。中高生のみなさんにお勧めします。

お勧め度:★★★☆☆

2019年2月13日 (水)

宮廷神官物語 九 運命は兄弟を弄ぶ (榎田ユウリ)

宮廷神官物語 運命は兄弟を弄ぶ (角川ビーンズ文庫)

宮廷神官物語』の9巻はまだ出ていないので、角川ビーンズ文庫から出ていた本作を図書館で借りて読みました。

立太子ですったもんだしたと思ったら、今度は大神官の選定で揉めそうな雲行きです。しかも、鶏冠が大神官候補に推されるのを固辞。なにか訳がありそうなのに、何も教えてもらえない天青は悩むのでした。

おまけに、死んだと思っていた鶏冠の弟が生きていて、迎えに来なかった鶏冠をものすごく恨んでいるわけです。兄弟の確執はどうなるのか!?

なんにせよ次巻が最終巻。いろいろ解決して大団円を迎えるものと期待しています。

お勧め度:★★★☆☆

2019年2月10日 (日)

宮廷神官物語 外伝 書に吹くは白緑の風 (榎田ユウリ)

宮廷神官物語  書に吹くは白緑の風 (角川ビーンズ文庫)

宮廷神官物語』の本巻は角川文庫からまだ出ていないので、角川ビーンズ文庫から出ていた本作を図書館で借りて読みました。

これは番外編の短編集で、天青が宮中に来てから王位継承者問題が解決した頃までの間に話題です。いちばん面白かったのは、最後のお話「ケナリの精は舞う」。お決まりのドタバタに「またか」と思いつつ笑えます。

お勧め度:★★★☆☆

2019年2月 7日 (木)

下鴨アンティーク 5 雪花の約束 (白川紺子)

下鴨アンティーク 雪花の約束 (集英社オレンジ文庫)

下鴨アンティーク 雪花の約束 』はシリーズ第5弾。

1. 星の糸
2. 赤ずきんをさがして
3. 雪花の約束
4. 子犬と魔女のワルツ

高校生なのに友達とあやとりに興じているなんて、鹿乃ちゃん可愛い。わたしが気に入ったのは4話。ちっちゃい頃の鹿乃ちゃんも可愛い!(笑)

2話に能「紅葉狩」のことが出てきます。2019年3月2日(土) 14時から名古屋能楽堂「三月定例公演」で演じられるので、近郊にお住まいで興味のある方はお運びください。

お勧め度:★★★★☆

2019年2月 5日 (火)

宮廷神官物語 八 鳳凰をまといし者 (榎田ユウリ)

宮廷神官物語 鳳凰をまといし者 (角川ビーンズ文庫)

宮廷神官物語 』の八巻はまだ出ていないので、角川ビーンズ文庫から出ていた本作を図書館で借りて読みました。

ふたりの王子(藍晶と曹鉄)による王位継承争いが続くなか、隣国・淘の大使が視察に来ることに。醜い政争を見せるわけにいかず宮中は大騒ぎ!

で、その大使が体調を崩し、希少な薬草を取りに危険な峰へ向かうことになった王子たち。無事に薬草を手にいれることはできるのでしょうか?

やっぱり櫻嵐が好きだなぁ。彼女が王になれば面白いのに。(笑)

お勧め度:★★★☆☆

2019年2月 2日 (土)

宮廷神官物語 七 双璧の王子(榎田ユウリ)

宮廷神官物語 双璧の王子 (角川ビーンズ文庫)

宮廷神官物語 』の七巻はまだ出ていないので、角川ビーンズ文庫から出ていた本作を図書館で借りて読みました。

なんと曹鉄が第一王子だったとは!?

藍晶王子とどちらが王になるのか、事態は泥沼化します。それはさておき、天青の青臭さに嫌気がさして、一度は放り出したのですが、返却期限までに読んでしまおうと再び開いた次第。

王位継承争いはどうでもいい。型破りな櫻嵐がいい!

お勧め度:★★★☆☆

2019年1月30日 (水)

宮廷神官物語 六 (榎田ユウリ)

宮廷神官物語 王子の証と世継の剣 (角川ビーンズ文庫)

角川文庫版第6巻はまだ出ていないので、角川ビーンズ文庫『宮廷神官物語 王子の証と世継の剣』を図書館で借りてきました。

藍晶王子が王位継承の儀式を行うことになったのですが、世継ぎの証である剣は盗まれたまま。そこで大神官が代わりに南の孤島へ赴き「徴」を持ち帰るよう代替案を出したのでした。鶏冠はもちろん天青もいっしょに向かったのですが...。

そもそも宝剣の在りかは読者には自明だったのですが、それがスルーされるから「あれ?」。作者は何を企んでいるのかと思ったら衝撃のラストが待っていました。

お勧め度:★★★★★

2019年1月27日 (日)

宮廷神官物語 五 (榎田ユウリ)

宮廷神官物語 五 (角川文庫)

宮廷神官物語 五 』では、偽の慧眼児として都を離れた天青は男装の櫻嵐と旅芸人の一座に紛れ、天青の故郷の村を目指します。

柘榴婆の庵に着くと櫻嵐たちは酒盛りを始め、村から酒を運ばされる天青はプンプン怒りながら歩いていると、慧眼児としての修行に巻き込まれて...。

一方、都では蝶衣麗人を毒殺しようとした疑いで藍昌王子が捕らえられ、もうひとりの慧眼児・羽汀に見分させるというのです。明らかに景羅大臣の陰謀なのに告発できないのがもどかしい。というか、宮中に悪役が必要だから景羅大臣を生かしているだけでしょ? 三文芝居みたいで納得いかんなぁ。

お勧め度:★★★☆☆

2019年1月14日 (月)

後宮の烏 2 (白川紺子)

後宮の烏 2 (集英社オレンジ文庫)

後宮の烏 2 』は、待望の続編。期待を裏切らない面白さ!

幽鬼を祓ったり、幽鬼に頼みごとをされたりしながら、日々訪ねてくる高峻は皇帝。その皇帝に対して「うるさい」「帰れ」「馬鹿者」と悪口雑言を投げつけるのは「冬の王」烏妃である寿雪。ありえないですよね。

先代の烏妃からは人を寄せ付けるな、ひとりで生きろと厳しく言われていたのに、側仕えが増えるし、皇帝まで足繁く通ってくる。側妃ではないので夜伽はしない。それなのに「来るな」と言ってもやって来る。

寿雪と高峻はすこしずつ、手探りで互いの中に慰めを見出します。それが破滅へつながる道だとしても...。

なんか嫌な予感。表紙には、烏を襲う梟が描かれています。烏妃の秘密がすこしずつ明かされていく2巻です。スタバでコーヒー片手にじっくり楽しませてもらいました。第3弾も待ってます!(それまでは『下鴨アンティーク』の残りを読んでましょうか)

お勧め度:★★★★★

2018年12月16日 (日)

後宮の烏 (白川紺子)

後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)

後宮の烏』は『鴨川アンティーク』の作者・白川紺子の新作。気になっていたので読んでみたら「アンティーク」よりも本格的で、面白いのです。

中国らしい国の後宮に「烏妃」(寿雪)という術師が住んでいて、国王・高峻が「この翡翠の耳飾りの落とし主を探して欲しい」と依頼に来ます。寿雪は国王相手でもつっけんどんな喋り方で、従者・衛青は「無礼な」と怒りますが知らんぷり。国王と寿雪のやりとりが愉快で楽しい。

このお話は、桜庭一樹の『GOSICK ―ゴシック 』と雰囲気が似ています。口の悪い、深窓の姫が不思議な力を発揮して事件を解決していく。現世に囚われた幽鬼を祓うあたりは、夢幻能の定番を見るようで興味深い。

ライトノベルでは物足りないけれど、本格的な小説はまだちょっと重いという方にお勧めします。続編が読みたいと思っていたら出るみたいですね。うれしい!

お勧め度:★★★★★

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