経済・政治・国際

2016年8月 2日 (火)

蔦重の教え (車浮代)

蔦重の教え
蔦重の教え 』は、子会社へ出向か、依願退職かの二者択一を迫られたサラリーマン・武村竹男(通称タケ、実は55歳)が、吉原のお稲荷さんに粗相をしたために江戸時代にタイムスリップ。気づいたらお歯黒どぶにはまっておりました。

なぜか23歳に若返り、歌磨や写楽を世に出した蔦屋重三郎(蔦重)に拾われたのです。未来から来たという事情を聞いても慌てず騒がず「未来のことは話してくれるな。わかってしまうとつまらない」。その日から蔦重の仕事を手伝いながら、彼のビジネススタイルを学んでいきます。そう、これは時代小説ではなく、時代小説のかたちを借りた出版界ビジネス書なのです。

だから、時代小説を期待していたわたしには肩透かしで楽しくありませんでした。タケは平成の世に残してきた家族の話、会社の話を繰り返し、いずれ平成に戻ることができると思っている。旅行じゃあるまいし、リアリティなさすぎ。

『えんま寄席』もピンと来なかったし、この作者さんとは相性が悪いのかもしれません。

お勧め度:★★☆☆☆

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