学問・資格

2016年6月27日 (月)

先生、子リスたちがイタチを攻撃しています! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学 (小林朋道)

先生、子リスたちがイタチを攻撃しています! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学
先生、子リスたちがイタチを攻撃しています! 』は「鳥取環境大学の森の人間動物行動学」シリーズ第3弾。

1. イタチを撃退するシマリスの子どもたち!
2. 張りぼての威厳をかけたヤモリとの真夜中の決闘
3. アカハライモリの子どもを探しつづけた深夜の1ヶ月
4. ミニ地球を破壊する巨大(?)カヤネズミ
5. この下には何か物凄いエネルギーをもった生命体がいる!
6. ヒヨドリは飛んでいった

まだ目も開かないシマリスの赤ちゃんたちが、親の居ない間に敵に襲われないようにする知恵。頭で考えたわけでなく、本能として備わったもの。生き残ろうとするエネルギーってすごい!

人間も見習わないといけないと思うこともしばしばです。

お勧め度:★★★★☆

2016年6月25日 (土)

先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学 (小林朋道)

先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学
先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 』は「鳥取環境大学の森の人間動物行動学」第2弾。

1. イノシシ捕獲大作戦
2. 駅前広場にヤギを放しませんか?
3. 駅前に残された”ニオイづけ”はタヌキの溜め糞?
4. 餌は目で、ヘビはニオイで察知するヤギ部のヤギコ
5. 飼育箱を脱走して90日間生きぬいたヘビの話
6. シマリスは、ヘビの頭をかじる
7. イモリ、1500メートルの高山を行く
8. ナガレホトケドジョウを求めて谷を登る懲りない狩猟採集人
9. 1万円札をプレゼントしてくれたアカネズミ
10. 野外実習の学生たちを”串刺し”に走りぬけていった雌雄のテン
11. 自分で主人を選んだイヌとネコ

8章にて、ワシントン医科大学の臨床心理学者であり、無類の釣り好きとして知られているポール・クイネット氏が、著書『パブロフの鱒』に書いた文章を引用します。
悲観主義者からみてフィッシャーマンが狂っているとしか思えないとしたら、それは、我々が不確実性に立ち向かい、失敗をくりかえしながらも、楽天性を失わずにいるからだ。フィッシャーマンは、9日間1匹も釣れなかったとしても、10日目の朝になるとまた水辺へ進撃を開始する。これこそ、希望が経験に対して偉大なる勝利を収めたことの証でなくてなんだろう。そしてこれこそが、人間の魂の最良の部分でないだろうか。
ドリカムの『何度でも』の世界ですね。たしかにこれが人間の進歩の原動力かもしれません。

お勧め度:★★★★☆

2016年6月23日 (木)

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学 (小林朋道)

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学
先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学 』は、自然豊かな大学で起こる動物事件を、小林先生が人間動物行動学の視点で愉快に描きます。先生の研究室は、周囲から「アナザーワールド」と呼ばれているとか。よほど変わり者の先生なのでしょう。面白そう!

1. 巨大コウモリが廊下を飛んでいます!
2. ヘビが逃げた! ハムスターも逃げた!
3. イモリを採取していてヤツメウナギを捕獲したTくん
4. 大学林で母アナグマに襲われた?話
5. 無人島で一人ぼっちで暮らす野生の雌ジカ
6. ヒミズを食べたヘビが、体に穴をあけて死んでいたのはなぜか
7. 化石に棲むアリ
8. 動物を”仲間”と感じる瞬間
9. カキの種をまくタヌキの話
10. 飛べないハト、ホバのこと

第6章「ジムグリ殺害事件」では「ジムグリ(蛇)が、その場所で、あるいはその場所の近くでヒミズ(モグラの仲間)を襲って飲み込んだのだろう」という状況で「そしてその後、何が起こったのだろう。なぜジムグリは死んだのだろう。ジムグリの体にはなぜ穴があいていたのだろう」という謎が残る。「人間という動物は「因果関係を把握しよう」という強い欲求を持っている」と感じる。そうか。だから、推理小説がウケるのか。

人間相手に疲れたとき、動物との交流に癒されます。人間の脳の癖についても豆知識がついてくるからお得です。

お勧め度:★★★★☆

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