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2019年3月 7日 (木)

青炎の剣士 紐結びの魔道師 3 (乾石智子)

青炎の剣士 (紐結びの魔道師3) (紐結びの魔道師 3)

青炎の剣士 』は「紐結びの魔道師」シリーズ三部作の完結編。息つく暇もなくエンディングまで読んでしまいました。

オルン村は元コンスル帝国軍人ライディネス軍に包囲され、一方エンスとトゥーラは、エンスの大々叔父ケイスの化物と決着をつけるべく「死者の谷」へ向かいます。エミラーダは大軌士パネーの暴挙を止めるべくライディネス軍にリコを連れて投降します。

なんだかややこしいことになっていますが、課題は以下のとおり。

1. 大々叔父ケイスの化物を鎮める(エンス自身の罪悪感を克服する)
2. ケイスを呼び覚ました腹黒魔道士を懲らしめる
3. ライディネス軍から仲間や村を守る
4. かつての魔女国の呪いを解く

エンス個人としては、5番目としてトゥーラと湖畔の館に帰って暮らしたいというのがあるでしょうね。使い魔のような蜥蜴ダンダンの変身も見モノです。

すでに自明のことではありますが、1巻目の「赤銅の魔女」とはトゥーラ、2巻目「白銀の巫女」はエミラーダ、3巻目「青炎の剣士」がユーストゥスです。

紐結びの魔法は「迷子」や「大騒ぎ」「守護」など、人を傷つける攻撃よりも身を守るものが多いのです。それを大男の魔道士エンスがちまちまと紐を結んで呪文を唱えるギャップが可笑しい。その点も本シリーズの魅力です。

めでたし、めでたし!

お勧め度:★★★★★

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