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2019年2月23日 (土)

さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい (古内一絵)

さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい (単行本)

さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい 』は、シリーズ第4弾にして完結編。

1. さくらんぼティラミスのエール
2. 幻惑のキャロットケーキ
3. 追憶のたまごスープ
4. 旅立ちのガレット・デ・ロワ

1話を読み始めて思い出しました。「苦しむ人が癒されるカフェ」の物語では、まず人が苦しむところを見せられるのがつらい。刑事ドラマでも殺人事件ありきなのと同様、そこで挫けそうになるけれど、ここで止めたら意味がない。と、自分を励ましてページを繰ります。

シャールいわく「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それが大人の嗜みというものよ」。たしかに。美味しいものを食べれば元気が出ます。

3話では「わたしは、不安と戦うのは、筋トレみたいなものだと思ってるの」「そりゃあ、不安と向き合うのは骨が折れるわよ。筋トレって基本的に苦しいものだから。でもそれを続けていけば、完全な解決はしなくても、心の筋力は鍛えられるのではないかしら」。わかる気がします。

お勧め度:★★★★☆

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