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2018年8月26日 (日)

菓子屋横丁 月光荘 歌う家 (ほしおさなえ)

菓子屋横丁月光荘 歌う家 (ハルキ文庫 ほ 5-1)
菓子屋横丁月光荘 』は、4巻で完結した『活版印刷三日月堂 』と同じ川越が舞台。

大学院生の遠野守人が、川越の菓子屋横丁にある古民家「地図資料館」の住み込み管理人として越してきます。彼は幼い頃から、古い家の声が聞こえるのです。だから「歌う家」なのです。

古い道具に神や霊魂が宿るのを「つくも神」といいますが、家がまるごとというのは珍しい。まぁ、飛び跳ねるわけではなく、静かにしゃべったり、歌ったりする程度らしいので、大きな問題はないでしょう。(ほんとに!?)

活版印刷三日月堂 』はリアルに物理的に機械的に「印刷」と格闘するお話だったのですが、今作はファンタジー色が強い。わたしは「歌う家」よりも、川越の店主たちの苦労や工夫、人間模様のほうが面白い。そういう意味ではどっちつかずで、やや中途半端。

続編に期待したいと思います。

お勧め度:★★★★☆

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