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2018年6月10日 (日)

トッカン 徴収ロワイヤル (高殿円)

トッカン 徴収ロワイヤル
トッカン 徴収ロワイヤル 』は「トッカン」シリーズ第4弾。

1. 幻の国産コーヒー
2. 人生オークション
3. 徴収官のシャランラ
4. 五年目の鮭
5. 招かれざる客と書いて本屋敷真事と読む
6. 対馬ロワイヤル

主人公の「ぐー子」も鏡トッカンに鍛えられて、ひとりで動けるようになってきました。トッカンに一喝されて「うぐっ」と固まってしまうことなく言い返せるようになってきました。同僚の木綿子いわく「もう徴収に敵はいないんじゃない?」。

そんなぐー子ですが、1本150円のペットボトル飲料代を節約するためにオフィスの冷水機にかじりつき、150x5=750円でケーキを買うことを楽しみに生きてる小市民なのでした。

「雑誌やネットの記事がごはんものであふれかえるはずだ。もっとも身近で、もっとも手軽でもっとも安価に人を幸福にできるのはおいしいごはんなのである。(そうだ。肉だ。コンビニ飯食ってる場合じゃない!)」

しかし、昼はコンビニ「コーヒー+からあげ」、夜はコンビニ「スイーツ」。なんだか随所に妙なリアリティを感じてしまいます。作者は最後に「この作品はフィクションです。本当に本当にフィクションです」。なんだか怪しい。

お仕事小説としてはイチオシ! まちがいなく笑えます。(それでいいのか!?)

お勧め度:★★★★★

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