« ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (田中経一) | トップページ | グリフォンズ・ガーデン (早瀬耕) »

2018年6月25日 (月)

血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (森博嗣)

血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (講談社タイガ)

血か、死か、無か? 』は、Wシリーズ第8弾。前巻でマンネリを感じて飽きてきたのですが、なぜか続きが読みたくなってしまう、不思議な本です。

早瀬耕の『グリフォンズ・ガーデン 』を読むと、理系の知的会話が愉快で、それに比べるとWシリーズのハギリ博士は事件に巻き込まれるわりには、おっとりしていて軽いし、発想の根拠が(SFだから?)見えにくい。おまけに、根っこのところでは結局マガタ・シキ博士に行き着いてしまう。

でも、登場するガジェットには反応してしまう。博士の「メガネ」は一度使ってみたい。翻訳や検索、録画、赤外線ビューワー機能まであって、007も真っ青の優れモノ!

今回、以前護衛だったウグイが登場します。彼女が部屋に入ってくると「一気に目が覚めた。そういう機能が彼女にはあるようだ。彼女の視線を実装した目覚まし機が開発できるのではないか」。(笑)

他にも「なるほど、それで僕のところへ飛んできたわけか」
「飛んできたわけではありません」

「え、どうしたの? 目の色が変わったね」
「私の目には、そんな機能はありません」

まるで漫才です。大真面目だから余計に可笑しい。

お勧め度:★★★☆☆

« ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (田中経一) | トップページ | グリフォンズ・ガーデン (早瀬耕) »

SF/ファンタジー」カテゴリの記事

ミステリー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1887876/73735672

この記事へのトラックバック一覧です: 血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (森博嗣):

« ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (田中経一) | トップページ | グリフォンズ・ガーデン (早瀬耕) »