ヒカルの卵 (森沢明夫)
『ヒカルの卵
』は山奥の限界集落に暮らす3人の幼馴染を軸にした「村おこし」の物語。養鶏農場を営むムーさん、娘がかわいくて仕方ない大吉、出戻り直子。お人好しのムーさんが、自慢の卵で村に人を呼ぼうと「たまごかけご飯専門店」を開くことを決意します。しかも無料で食わせるというので、周囲は「絶対失敗する」と猛反対するのですが...。
1. 卵ブーメラン
2. 傷つかない心
3. ヒカルの卵
4. 商売の真髄
5. 魔法の醤油
そもそも美味しいものが出てくる小説を読みたかったのです。たしかに卵は美味しそうなのですが、卵だけではグルメ小説とはいいにくい。それならば川で釣ったイワナやヤマメのほうが美味しそうでした。
お勧め度:★★★☆☆
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