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2017年11月 3日 (金)

簒奪 奥右筆秘帳 (上田秀人)

簒奪 奥右筆秘帳 (講談社文庫)
簒奪 奥右筆秘帳 』はシリーズ第5弾。4作目で読むのを中断したのですが再開します。

奥右筆組頭立花併右衛門とその娘・瑞紀を守ってきた、隣家の次男坊・柊衛悟の活躍は面白いのですが、権力をめぐる争い(陰謀、脅迫、暗殺)には辟易します。映画やアニメでも同様、暴力や殺し合いなど見たくありません。そういう部分を読み飛ばすと半分くらいになってしまいます。

御三家や幕府がどうなろうと知ったこっちゃない!

そんなことより、衛悟と瑞紀の仲がどうなるかが気がかりだし、楽しみなのです。愛娘の幸せのために親父さん(併右衛門)はどうするのか。そう簡単に瑞紀とくっつけるわけにはいかないと思いますが、それだけ長く楽しめます。

『居眠り磐音 江戸双紙』の「おこん」も最初は威勢がよくて、女だてらに啖呵を切るところが素敵だったのですが、結婚したら丸くなってしまいつまらなくなってしまいました。(途中で読むのをやめたので今どうなっているかは不明)。瑞紀も、優柔不断な衛悟に対してツンツンしているくらいが可愛い。

一方、衛悟の見合い相手の娘さんは、道場での試合をどう見たか。多少とも人を見る眼があれば黙ってはいないと思うのですが、さてさて、どうなるでしょうか?

お勧め度:★★★☆☆

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