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2017年9月 7日 (木)

ふわふわの泉 (野尻抱介)

ふわふわの泉
ふわふわの泉 』 は、高校の化学部部長・浅倉泉が偶然、ダイヤモンドより固く、空気より軽い物質を作り出した。彼女はそれを「ふわふわ」と名付け、科学部の後輩・保科昶と共に、大々的に売り出しにかかったのです。どこで失敗するのかと思っていると、あれよあれよという間に規模が大きくなって…。

化学オタクの小説を読んだのは初めてで新鮮でした。ふわふわが様々な物に応用され、空を飛び、果ては宇宙にまで飛び出そうとする、壮大なSF小説です。荒唐無稽とも見えますが、いまのわたしには判断できません。数万光年の宇宙を旅するには人間の肉体がお荷物になるため情報化が必要だとか。いわば長門有希の親分ですね。つまり、人類にとって「シンギュラリティ」(人類が人工知能と融合し、生物学的な思考速度の限界を超越すること)は不可避だというのです。

ちょっと毛色の変わったSFを読んでみたい方にお勧めします。

お勧め度:★★★★☆

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