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2017年9月29日 (金)

不等辺三角形 (内田康夫)

不等辺三角形 (幻冬舎文庫)
不等辺三角形』は、日経新聞夕刊の文化面で紹介されていて、地元名古屋が舞台になっていることに興味をもって、読んでみることにしました。

名古屋の覚王山日泰寺の東側に「揚輝荘」という、松坂屋初代社長が建てた、いわゆる私設迎賓館が舞台。現在は名古屋市指定文化財となっていて、北園は無料、南園の聴松閣が入場料300円。先月長男といっしょに訪れたところだったのです。長男の感想は「1ヶ月くらい借りて住んでみたい」。そりゃ最高ですね。エントランス2階部分の明るい書斎でゆっくり本を読んでいたい。

小説では丁寧に取材されたことがわかります。漢詩が出てきたところで「リアルと同じだ」。もう一方の舞台である東松島のことはわかりませんが、おそらく同様かと。あとがきによると本書を書き上げるのに5年かかったそうです。

浅見光彦シリーズ三部作の最終巻だとか。主人公の浅見光彦はフリーのコピーライターなのですが、警察庁刑事局長の兄を持つため、本人が望まずとも警察に顔が効いてしまうので、探偵として通用するようです。

探偵としては上品というか押しが弱いところがあるのですが、嫌味がなく安心して読むことができました。

お勧め度:★★★★★

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