« 岐阜県美術館『日本画の逆襲』を観てきました! | トップページ | 玉依姫ー八咫烏シリーズ 5 (阿部知里) »

2017年7月19日 (水)

空棺の烏ー八咫烏シリーズ 4 (阿部知里)

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)
空棺の烏 』はシリーズ第4弾。今回は、若宮の近習も勤めた雪哉が、山猿と戦う力を身につけるために武官養成学校「勁草院」に入学します。毎回、物語を異なる角度から語って見せてくれます。

1. 茂丸
2. 明留
3. 千早
4. 雪哉

上記目次のように、今回は4人の主要メンバーの語りで進んでいきます。本書のタイトル『空棺の烏』というのは、先代の金烏の亡骸が収められているはずの棺が空のままだという意味。これは由々しき事態なのですが、若宮にはどこを探せばよいのかわかりません。

この八咫烏たちの世界は何かがおかしい。というか、おかしくなってきている。それはわかるのだけれど、どこがどうおかしいのか。若宮も雪哉もその謎を解き、平和をもたらすために奔走するのです。

それを捻った展開で飛んでくるものだからびっくりさせられますが、一巻ずつ読み進むにつれて、謎の糸がつながり、世界観が伝わってくる、その感覚がおもしろいのです。細かい表現がどうとか、そういうことは気にする必要はないでしょう。

お勧め度:★★★☆☆

« 岐阜県美術館『日本画の逆襲』を観てきました! | トップページ | 玉依姫ー八咫烏シリーズ 5 (阿部知里) »

SF/ファンタジー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1887876/71164087

この記事へのトラックバック一覧です: 空棺の烏ー八咫烏シリーズ 4 (阿部知里):

« 岐阜県美術館『日本画の逆襲』を観てきました! | トップページ | 玉依姫ー八咫烏シリーズ 5 (阿部知里) »