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2017年5月 1日 (月)

国禁 奧右筆秘帳 2 (上田秀人)

国禁 (講談社文庫 う 57-2 奥右筆秘帳)
国禁 奥右筆秘帳 』はシリーズ第2弾。主人公は奥右筆組頭立花併右衛門という文官。武士とはいえ、刀を抜いたことがないような男。それが江戸城に巣くう闇に触れ、命を狙われる羽目に。やむなく隣家の次男坊・柊衛悟に護衛を頼んだという設定です。

併右衛門も衛悟もヒーローではありません。併右衛門は愛娘・瑞紀のために出世に汲々としているし、衛悟は兄から早く養子に行けとせっつかれているし、どちらも凡人です。いわば江戸を舞台にした凡人たちの闘い。「あ、これは死んだな」と思っても死にません。不死身です。

気になるのが、人物紹介や背景説明がしばしば繰り返されること。月刊誌に連載したのであればわかるのですが、見ると「文庫書き下ろし」。何度もおなじ説明を読まされるのが煩わしい。

今回のテーマは、津軽藩の抜け荷(密貿易)です。

お勧め度:★★★☆☆

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