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2017年2月12日 (日)

平家物語をラジオで聴く

先日、池澤夏樹編集の日本文学全集『平家物語』を読んで、実際の琵琶での語りを聴いてみたいと思っていたのです。

日曜の朝、ふとラジオをつけたら、なんと琵琶で「祇園精舎」が始まりました。当然ながら、本を読むよりもずっと時間がかかりますが、それでも5分くらいだったでしょうか。琵琶を撥で弾きながら、独特の節回しで語ります。なるほどなぁ、琵琶法師がこんな感じで語るのを聴いていた人たちがいたんだ。

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以前、同じラジオ番組で、狂言が流れたことがあります。しばらく黙って聴いていたのですが、なにを言っているかわからず、パソコンで検索し、あらすじを把握してようやくついていくことができました。ふだん能舞台で見ているものを耳だけで聴くのは妙な感じです。

でも「聴く」ことは能、狂言、文楽、歌舞伎すべてに共通しています。狂言は「ござる」ことばと独特のイントネーションがあって、他とは異なることがよくわかります。

ラジオから邦楽が流れてきたら、以前は即座に選曲を変えていたのに、伝統芸能を観るようになってからは常磐津(三味線)も聴いてみるようになりました。

先月、SONYのAM/FMラジオを長男にプレゼントしてもらったのです。いまどきラジオ番組もネットで配信されていて、電波状況に左右されず快適に聴くことができるのに、なぜわざわざラジオ?

時間帯やアンテナの向きによって聞こえたり聞こえなかったり、かと思うと外国語の放送が聞こえたり、面白いじゃないですか。それになんでもかんでもネット頼みというのはイヤなのです。

本を「読む」のも好きですが「聴く」ことももうすこし意識してみようと思います。

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