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2017年1月 3日 (火)

白洲次郎 占領を背負った男 (北康利)

白洲次郎 占領を背負った男(上) (講談社文庫)
白洲次郎 占領を背負った男 』は芦屋の裕福な家庭に生まれ、イギリス留学時代にはブガッティ35を乗り回したというとんでもない男。当時のグランプリカーですから、いまでいえばF1マシンを乗り回すようなものです。それが敗戦後、昭和天皇からの贈り物を届けに行ったところ、テーブルの上がいっぱいだったために「その辺に置いておいてくれ」と言ったマッカーサーの無礼を怒鳴りつけたという逸話が残っています。

前半であっさり戦争に突入してしまい拍子抜け。白洲は敗戦を予期して都心から疎開準備をしていたほど。その後、吉田茂と知り合い、憲法草案作成などにあたってGHQと交渉するようになります。それでも政治家にはならず在野精神を貫いた「育ちのいい野蛮人」。「葬式不要、戒名不用」が遺言だったとか。

彼のパートナーだった白洲正子のエッセイを読んでみたいと思います。

お勧め度:★★★★☆

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