« 名古屋能楽堂バックステージツアー:能舞台に立つ | トップページ | 暁と黄昏の狭間〈2〉薬王樹の書 (西魚リツコ) »

2016年12月23日 (金)

暁と黄昏の狭間〈1〉竜魚の書 (西魚リツコ)

暁と黄昏の狭間〈1〉竜魚の書
暁と黄昏の狭間〈1〉竜魚の書』は、家族からも村人からも疎んじられ、いつか村を出ることを夢見ている少女セフルの冒険譚。村を出て鍛治職として細々とでも食べていければと思っていただけで、冒険に巻き込まれる予定はなかったのですが…。

ある日、ドムオイの城からの使者が8歳から18歳までの若者を集め、フーレ神の化身である竜魚の入った器に手をつけるように言ったところ、竜魚がセフルの指に噛み付いたため、城に上がることに。城での説明によると、病気のメヒトルド王子に、自らのワントを割り、王子にワンを献上する秘法を受ける「生贄になれ」ということだったのです。村から出ることができるのはうれしいけれど、死んでしまっては意味がありません。セフルは悩みます。

表紙絵が少女漫画風なのでどうかと思ったのですが、読み始めると止まりません。これはアタリです。新書サイズだけど二段組みなので読み応えがあります。

セフルは次々にとんでもない事件に巻き込まれて、誰を信じていいのかわからなくなるものの、立ちすくんでいては死を待つようなもの。自分の心を信じて走ります。片腕の男イデは正体不明だし、クールな近衛騎士ギルダン・レイに頼ろうにも近づきがたい。

セフルに感情移入して読み進めるのが楽しい正統派ファンタジーです。4冊シリーズなので最後まで読んでみるつもりです。

お勧め度:★★★★★

« 名古屋能楽堂バックステージツアー:能舞台に立つ | トップページ | 暁と黄昏の狭間〈2〉薬王樹の書 (西魚リツコ) »

SF/ファンタジー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1887876/68466859

この記事へのトラックバック一覧です: 暁と黄昏の狭間〈1〉竜魚の書 (西魚リツコ):

« 名古屋能楽堂バックステージツアー:能舞台に立つ | トップページ | 暁と黄昏の狭間〈2〉薬王樹の書 (西魚リツコ) »