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2016年11月10日 (木)

超高速!参勤交代リターンズ (土橋章宏)

超高速!参勤交代 リターンズ (講談社文庫)
超高速!参勤交代 リターンズ 』は『超高速! 参勤交代 』の続編。

通常8日かかる参勤交代を5日で江戸まで上るよう、東北の貧乏弱小藩「湯長谷藩」は幕府が命じられ、さぁたいへん! 藩主・内藤政醇をはじめ、家臣たちが走る、走る。途中、妨害工作もあって絶体絶命のピンチをくぐり抜け、江戸城へ辿り着いた内藤は、悪徳老中・松平信祝をぶん殴ったのでした。あぁ、スッキリした。

これはその後日譚。無事参勤を成し遂げ、上様からお褒めの言葉も頂戴し「さて帰るか」。牛久で、内藤が惚れたお咲を連れ帰ることになったのですが、身請けの金が20両足りません。「働くしかないだろう」って、おい! のっけから笑わせてくれます。

とにかくテンポがいい。城代家老・相馬兼続が捻り出すアイディアは荒唐無稽なものが多くて愉快です。領民の農作業を手伝うのが趣味という藩主なのですが、じつは居合の達人というギャップもいい。そして、定番の勧善懲悪で締めくくってくれます。

前作同様、映画化が予定されているということで、そちらも楽しみです。

お勧め度:★★★★★

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