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2016年10月 1日 (土)

あきない世傳 金と銀 早瀬篇 (高田郁)

あきない世傳金と銀 2(早瀬篇) (ハルキ文庫 た 19-16 時代小説文庫)
あきない世傳 金と銀 2(早瀬篇) 』は、シリーズ第2弾。「みをつくし料理帖」シリーズは「江戸時代グルメ小説」だったことと、人情ものだったことで大好きだったのですが、この新シリーズはビミョーでした。まず第一に、タイトルが読めない。「あきないせい、でん??」。そして反物は食べられない。

それでも一気読みしてしまいました。非情な運命に立ち向かう、健気な幸から目が離せません。醒めた読者にはあざとく映るかもしれませんが、この「高田節」が好きなのです。

読み進めるうちに「あ、フラグが立った」「やっぱり...」。最後は、ちょっと予想が外れて「そう、来たか」。

五十鈴屋の番頭、治兵衛のセリフ「知恵は、何もないとこからは生まれしまへん。知識、いう蓄えがあってこそ、絞り出せるんが知恵だすのや。そやさかい、盛大に知識を身につけなはれ」。

なんで勉強せなあかんのか。現代にも通じる話です。

お勧め度:★★★★★

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