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2016年10月 8日 (土)

2016 錦秋名古屋顔見世 歌舞伎初体験記 2

「菅原伝授手習鑑」が終わり、20分間の休憩でロビーに出て(コンビニで買ってきた)パンを食べました。会場ではお弁当も売っていますが、夕食は帰りに取る予定なので、いまはおやつでいい。

さて、続いては「英執着獅子」です。

これは長唄舞踊なのですが、能の「石橋」から来ており、霊獣である獅子が舞う様子を演じています。お囃子も、左に笛、小鼓x2、大鼓、太鼓、右には三味線と太夫が4人ずつという豪華キャスト。パーカッション、ストリングスとコーラスでしょうか。主役である女方(時蔵)の衣装も華やかで、舞も美しく、力強い。

能では、囃子方はシテのセリフに被ろうが容赦なく音を出していましたが、歌舞伎のお囃子はあくまで役者のためのBGMという感じ。お芝居として全体のまとまりを大事にしているように感じました。

Img_2941

上の写真が2階席から見た舞台。下手側に花道が見えます。花道にはすっぽん(下からせり上がってくる仕掛け)もあります。

舞台の緞帳を見ていた次男が「右のほうに白く見えるのは東京タワーみたいじゃない?」。たしかに、うっすらと塔が見えます。「名古屋だからテレビ塔だろうな」。

Img_2942

それじゃ、その左隣に見える白いシルエットは? 名古屋市役所を横から見たところという話も出ましたが確証はなく、会場整理の女性に訊いたところ「緞帳には名古屋城、テレビ塔、熱田神宮が描かれていると聞いています」。あれは熱田神宮のどこなのだろう。そうは見えませぬ。

あとで元画像を拡大してみて判明しました。やはりテレビ塔の左に見える建物は名古屋市役所です。

Cityhall

そして、熱田神宮は名古屋城の左上にちらっと見えています。つまり、日本特殊陶業市民会館の緞帳には名古屋城、熱田神宮、名古屋市役所、テレビ塔が描かれています。あぁ、すっきりした!

さて「英執着獅子」が終わって、30分間の休憩後、最後の演目「品川心中」です。

これは面白くて笑えました。まるで松竹新喜劇です。セリフもテレビの時代劇みたいでわかりやすいし、地元ネタで笑わせてくれたりします。

三大名作の一つに加えて、舞踊と喜劇を並べて、まるでお芝居の「幕の内弁当」。しっかり楽しませてもらいました。歌舞伎も面白い!

お勧め度:★★★★★

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