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2016年8月23日 (火)

あきない世傳 金と銀 源流篇 (高田郁)

あきない世傳 金と銀 源流篇 (時代小説文庫)
あきない世傳 金と銀 源流篇 』は『みをつくし料理帖』完結後の新シリーズ。待ってました!

江戸時代の享保年間、摂津の津門村(今の西宮あたり)の学者の娘として暮らしていた幸は、わずか9歳で大阪の呉服商「五十鈴屋」に奉公へ出されることになったのです。

幸は手習いなど知識欲が強いのですが、母親には「女子に手習いなど不要。子を産み育て、家を切り盛りできればいい」と言われ、父親からは「商は詐なり」と言われていました。たしかに、士農工商でいえば最底辺ですから。

そんな幸が商家でやっていけるのでしょうか?

『みをつくし料理帖』の澪が料理への思いを遂げようと苦労したように、本作では幸が商いの道を進んでいくのでしょう。女子が商いの表舞台に立つことはありえない時代。いったいどうなっていくのか楽しみです。

幸は「聡い」のですが、ちょっと鋭すぎるところがあって子供らしくない…かと思うと、やっぱり世間知らずで、アンバランスなところがおもしろい。頑固で義理堅い故に、周囲の大人たちから徐々に信頼されていく様子が頼もしい。文字どおり将来が楽しみな娘です。

お勧め度:★★★★☆

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