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2016年8月27日 (土)

[AppleWatch旅] 内子座文楽を観に行こう! 2

JR内子駅はガード下。隣の案内所でレンタサイクルを借りました。徒歩でも大丈夫かと思ったのですが、荷物が重いうえに暑さで挫けそうだったので、体力温存のために自転車にしました。岐阜市の1日100円に慣れると、2時間350円は高く感じます。

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現在、正午。2時の開演までに内子座に着けばいい。つまり、それまでは内子町観光とランチです。

内子駅を自転車で出発して、まずは内子座の場所をチェック。住宅街のなかにすっぽり収まってて、正面入口前が広場になっているわけでもなく、向かいはふつうの一戸建て。沿道にテントを並べてスタッフの人たちがお祭り気分を盛り上げてます。今日はお世話になります。

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うちこ まち歩きマップ」を見ながら「木蝋資料館上芳我邸」に行ってみることにします。表通りは人影がほとんどありません。文楽のお客さんと観光客はいずこ?

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ここまでの緩やかな上り坂はたいしたことないのですが、とにかく暑くてふらふらです。ここと「商いと暮らし博物館」は、内子座文楽のチケットを見せれば無料で拝観できるとのこと。ラッキー!

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木蝋作りで財を成したお宅で、台所をみると高田郁の『あきない世傳 金と銀 源流篇 』の五十鈴屋を思い出します。

木蝋資料館を出るときに「おすすめのランチのお店ってありますか」と訊くと、おそばの下芳我邸か、洋食の町家カフェDORF、創作料理の米屋さんを勧めてくれました。ちょうどお昼どきだったので、どこも混んでいましたが、町家カフェに入ることができました。

内子豚ステーキランチを注文して、待っている間にポケモンGOしてみたらピッピが出ました。岐阜城とおなじです。

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町家の奥のお座敷でゆっくりいただきました。となりのテーブルの女性グループはどこからいらしたのでしょうか。

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食後に「商いと暮らし博物館」にお邪魔しました。ここは薬屋さんだったお宅だそうです。

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あちこちに人形があって、そばを通ると急に喋り出すのでビックリ。受付の男性がいろいろと説明してくださるのですが「そろそろ内子座に行かなくちゃ」と気もそぞろ。

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大勢お客さんが来ています。内子座は観光客誘致に一役買っているようです。入口で履物用ビニール袋を受け取って入ります。わたしの席は2階の東桟敷の椅子席。折りたたみ椅子に厚めの座布団が敷いてあるのでお尻が痛くなることはなさそう。ただ、舞台を見るのに柱が邪魔です。

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おぉ、満員じゃないですか!

隣の男性と話していて気づいたのですが「床が見えない」。そうか、太夫と三味線がいる床は舞台上手だから、この席の真下。2階席でも正面か西側なら床が見えたのに、失敗したな。

午後の部は「仮名手本忠臣蔵」の五段目 山崎街道出会いの段、二つ玉の段と六段目 身売りの段、早野勘平腹切の段です。仮名手本は「いろはにほへと」の47文字なので「忠臣蔵」の四十七士に引っ掛けてあるわけです。

2階席からでも舞台が近くて、トザイトーザイの黒子さんの声がよく聞こえます。舞台に登場した人形の右手の動きを見た瞬間「あぁ人形浄瑠璃だ」と、わたしのなかのスイッチが入りました。太夫と三味線は「音」でしか感じ取ることができませんが、それならそれで人形に集中することができます。

これまで「文楽は太夫が主役」だと思って、太夫と三味線と人形に意識が分散していました。しかし、今回見るべきものが人形に限られたことで、逆に集中することができました。

ただ、文楽初心者に東桟敷席はいけません。ちゃんと床が見える席を取るべきです。座席が安い理由を内子座文楽のホームページできちんと伝えていただきたい!

床本集を送ってくれたわけがわかりました。字幕装置がないのです。しかし、舞台と床本集を同時に見ることはできず、じきに床本集を追うのはあきらめました。3月に京都で使っていた縦置きの字幕装置を置けなかったのでしょうか。(舞台が狭い?)

六段目で勘平は切腹してしまうのですが、例によって刀を腹に突き立ててからが長い。主の仇討ちのための資金を捻出するために女房を売り飛ばすというのも無茶苦茶ですが、自分が撃ち殺した(と思い込んだ)相手の傷口を確かめもしないというのはどうなの? じつに間抜けな話なのですが、それを悲劇、美談としてまとめてあるからすごい。そもそも忠臣蔵そのものが間抜けな殿様のせいで起きたわけだから、首尾一貫しているという見方もできますね。

例によって、ツッコミどころ満載の文楽でした。あ〜おもしろかった!

(松山の旅へつづく)

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