« [AppleWatch旅] 日進市・岩崎城址ポタリング | トップページ | [名古屋カフェ] 矢場町:sora cafe »

2016年7月11日 (月)

暗礁 (黒川博行)

暗礁〈上〉 (幻冬舎文庫)

暗礁 』は「疫病神」シリーズ第3弾。やくざの桑原に賭け麻雀の代打ちを頼まれた二宮は、臨時収入に喜んだものの、例によって「疫病神」のトラブルに巻き込まれるのでした。お決まりのパターンですね。

今回の「シノギ」は、大手運送会社と奈良県警との癒着により生まれた裏金の争奪戦です。そこに桑原だけでなく、大阪府警のマル暴担まで絡んできます。作者はその筋のご友人がいらっしゃるのでしょうか。詳しすぎます。

二宮の父親はヤクザだったのですが「ヤクザとデカは同じ人種や。権力志向で一家意識が強い。縦社会で命令には絶対服従。刑務所の塀の上を歩いてて、たまたま中に落ちたんがヤクザで、外に落ちたんがデカ」というのが口癖だったとか。説得力ありすぎ。

すべてが金に絡んだ抗争。桑原の頭にはカネとミエしかありません。二宮も、桑原を疫病神だと忌み嫌いながらも、巻き込まれた元を取ろうと欲をかくから痛い目に遭うのです。たまには刺激があっても面白いけれど、続けて読むものではありませんね。

お勧め度:★★☆☆☆

« [AppleWatch旅] 日進市・岩崎城址ポタリング | トップページ | [名古屋カフェ] 矢場町:sora cafe »

ミステリー」カテゴリの記事

現代小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1887876/66362397

この記事へのトラックバック一覧です: 暗礁 (黒川博行):

« [AppleWatch旅] 日進市・岩崎城址ポタリング | トップページ | [名古屋カフェ] 矢場町:sora cafe »