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2016年5月12日 (木)

浄瑠璃素人講釈 (上)(下) (杉山其日庵)

浄瑠璃素人講釈〈上〉 (岩波文庫)
浄瑠璃素人講釈 』は「明治人形浄瑠璃界を代表する二人の太夫、竹本摂津大掾(二代目竹本越路太夫)と三代目竹本大隈太夫、およびその周辺の芸談芸話を、二人の後援者であり、弟子でもある杉山其日庵(本名杉山茂丸)が、評釈を加えつつ記述したものである」と「解説」にあります。また「義太夫節浄瑠璃の「風」(ふう)というものを、素人の其日庵に、熱心に説き聞かせ、其日庵がその「風」探求の理念と実際を「芸道のために日本に初めての試み」として、口伝ではなく書物に著したのが本書である」。

実際の章立ては「傾城冥土飛脚」の「新町封印切の段」から「ひらかな盛衰記」の「逆櫓の段」まで外題ごとに、師匠とのやりとりから、義太夫の難しさなど思うところをまとめています。

素人とはいえ、ここまでやるとは、人生を半分賭けてます。見たことのある段でなければ、書いてある内容がさっぱり理解できませんが、技芸員を目指すのであれば必読書なのでしょう。

お勧め度:★★★☆☆

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