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2016年5月 8日 (日)

書店主フィクリーのものがたり (ガブリエル・ゼヴィン)

書店主フィクリーのものがたり
書店主フィクリーのものがたり 』は、妻を亡くした、偏屈な店主フィクリーの店先に捨て子が。マヤという名の女の子は施設に送られ里子に出されるはずだったのですが…。

アリス島という小さな島の唯一の本屋さん「アイランドブックス」なんて、ファンタジーなのかしらんと思ったら、マサチューセッツのハイアニス港からフェリーで渡るというから(一応)現代小説です。でもナンタケットではなく架空の島らしい。

本土の出版社の営業担当が訪ねてきても無愛想なフィクリー。本の好みがじつにうるさい。P22-23にかけて延々と書いてあり、その偏屈ぶりには頭が下がります。なかには、思わず頷いてしまうところもあったりして。(笑)

とにかくマヤちゃんがかわいい! フィクリーの元へマヤがやってきてから彼はすこしずつ変わっていきます。本を中心に人と人がつながり、マヤの世界も広がっていきます。思ったより深い「ものがたり」でした。本好きな方はぜひご一読あれ!

完璧な人生なんてない。だけど、幸せって意外と身近にあるもの。

電子書籍は借り物のテキストデータであって、手に取ることができる本とはちがう。必要なときにダウンロードできるのは便利だけど、手元に置いてじっくり読むなら、バッテリーの心配が要らない「本」がいい。そのほうが落ち着いて想像の世界に遊べるから。

お勧め度:★★★★★

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