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2016年5月10日 (火)

ケイロンの絆〜グインサーガ 138 (宵野ゆめ)

ケイロンの絆 (グイン・サーガ)
ケイロンの絆』は、グインサーガ138巻、続編プロジェクト正伝8巻目になります。久しぶりに書店の新刊書の棚に並んでいるのを見つけて買いました。

パロほどではないにしろ、ケイロニアも黒死病をはじめとして踏んだり蹴ったりの目に遭って国力は低迷中。そこに皇帝の崩御が重なり国民の動揺はおおきい。そこでケイロニアの新皇帝として立ち上がったのがオクタヴィアです。

ヴァルーサが生んだ双子もパロの双子を彷彿とさせ、将来を期待してよいのやら、期待半分、不安半分。シリウスにしてもマリニアにしても、生まれてきた子供に罪はありません。それを周りの大人が良い方向に持っていく責任があります。ただ、誰の血を引いているかによって運命は左右されます。怖いもの見たさで、子らの成長が楽しみです。

今回も伏線があちこちに張られて、話がどんどんややこしくなっていきます。過去の経緯もありますから、伏線を管理するだけでも大変ですね。>編集部

続編プロジェクトにも慣れてきたものの、ふと「なんだか軽いなぁ」と物足りなく感じることがあります。でも、それは同じ物語でも太夫(語り手)によって印象が変わる文楽とおなじ。太夫によって上手下手もあれば、癖や味もある。そういった部分を楽しむことにします。

お勧め度:★★★★☆

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