« 虹の岬の喫茶店 (森沢明夫) | トップページ | モダン (原田マハ) »

2016年4月 9日 (土)

スティル・ライフ (池澤夏樹)

スティル・ライフ (中公文庫)
スティル・ライフ 』は、学校の教科書にも引用されていると聞いて興味を持ちました。

「この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている」って、文学に触れた気になって、いかにも中学生が反応しそうな文章です。

極大から極小へ、無限遠から内面へ、想像世界を自由自在に往き来しつつ、泥臭い現実を見せてくれる小説のタイトルが「スティル・ライフ」とは興味深い。『ヤー・チャイカ』(私はカモメ)もおもしろかった。ちょっとでも興味を持った方はご一読を!

お勧め度:★★★★☆

« 虹の岬の喫茶店 (森沢明夫) | トップページ | モダン (原田マハ) »

現代小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 虹の岬の喫茶店 (森沢明夫) | トップページ | モダン (原田マハ) »