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2016年4月 5日 (火)

海を抱いたビー玉 (森沢明夫)

海を抱いたビー玉 (小学館文庫)
海を抱いたビー玉 』は、1958年製のボンネットバスと、そのバスを愛する人たちの交流を描いた、実話を元にした小説です。

1. 大三島
2. 山古志 (一)
3. 福山
4. 湯沢
5. 山古志 (二)

目次を見たときに「一体どういうつながりなんだ?」。それは、読んでのお楽しみ!

この本を読むまえに、図書館で伊坂幸太郎『ガソリン生活 』を借りたのですが、あまり楽しくなくて読むのをやめてしまいました。クルマが心をもって「しゃべる」という設定は同じなのですが、個人的にはデミオには感情移入できません。これがローバーのMINI COOPERか、フィアット RITMO 130TCあたりなら面白かったんだけど。

本書の主役はいすゞBX341。例のネコバスのモデルだとか。ボディが朽ちかけた、古いイギリス車をレストアするのは見たことがあるけれど、バスのレストアは(大きいから)大変だったでしょう。でも、それだけに完成したときの喜びもひとしおだったはず。毎日話しかけながら作業していたのだろうと想像しながら読ませてもらいました。

古いものには魂が宿ることがある。付喪神ですね。旧車ファン必読です。

お勧め度:★★★☆☆

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