« モダン (原田マハ) | トップページ | [Apple Watch 旅] 春の醍醐寺と石清水八幡宮 2 »

2016年4月13日 (水)

[Apple Watch 旅] 春の醍醐寺と石清水八幡宮 1

京都は何度も訪れていますが、新幹線でいつも通り過ぎている山科に行ってみたい。そう、醍醐寺です。

IMG_2442.jpg

京都の寺社505を歩く(下)』の「上醍醐への山道はかなり急坂でしかも距離があり、気軽に拝観するといった気分ではいけない。天候の状態をみて、よし、今日は上醍醐に”挑戦する”という覚悟が必要であろう」という記述を見て、俄然やる気になってしまいました。

安土の観音寺城址へ桑実寺を抜けて10丁登ることになったり、御在所岳にロープウエイで登ったら雪が積もっててビックリしたり、気軽な日帰り旅とはいえ、滑って転んで怪我しないためには靴が大事。かといって登山靴は大げさだから、もうすこしカジュアルなものを探していて見つけたのが「モントレイル」。これはトレイルランニングといって「舗装路以外の山野を走る」ための靴。走るつもりは全くなく、歩くだけですけど、雨にも強いタイプを選んだので、これで山道に迷い込んでも大丈夫!?

IMG_2410.jpg

醍醐寺の拝観時間は9〜17時なので、9時に着くように出発。京都八条口のホテル京阪東側の8番乗り場から醍醐寺行きバスに乗って30分。桜の見頃は先週末だったから、ほとんど散ってしまっていますが、それでも参拝客はたくさん。

IMG_2380.jpg

上醍醐に”挑戦”する前に下醍醐をざっと見ておきたい。

daigojimap.jpg

というわけで、まずは霊宝館から。寺宝の数々のなかに、襖絵がずらっと並んでいて、端から順番に見ていくと、かなり劣化しているものの、風にそよぐ葉の緑が美しい。「これは笹?」って考えてると、中央の札に「長谷川等伯 柳草図」。なんと、等伯ではないですか。笹ではなく柳でした。

等伯といえば、前回本法寺で見た仏涅槃図。霊宝館にも小さな仏涅槃図がありましたが、構図は酷似しています。比べてみると面白い。洋の東西を問わず、宗教画のモチーフにはパターンがあるのでしょうか。

続いて三宝院。ここは塔頭なのですが、庭園も広くて立派。豊臣秀吉が建てて「醍醐の花見」を催したとかで、毎年4月に「豊太閤花見行列」が行われるって、え…今日ですか!?

最近、こういうサプライズが多いような気がします。不意のお祭りはうれしいのだけれど、混雑するのが困りもの。お寺の人に聞いたところ「花見行列」は午後1時スタートらしいので、それまでに脱出しましょう。上醍醐までがんばって歩かなきゃ!

IMG_2385.jpg

売店の貼紙で「京都醍醐寺ナビ」というアプリがあると知って早速iPhoneでダウンロードしたものの「拝観記念カードのIDを入力してください」。そのカードは無料配布しているのか思ったら、なんと540円で販売していました。だったら最初から有料アプリにすればいいのに紛らわしい。

IMG_2384.jpg

おすすめコースを案内してくれたり、歴史解説など、機能は盛りだくさんなのですが、音声ガイドは聞こえないし、いま境内のどこにいるのかわかりづらいし、540円の値打ちはありません。限られた時間内での拝観を充実できるならばと購入したものの期待ハズレ。観光ガイドブックを買ったほうがいい。

IMG_2387.jpg

三宝院をあとにして、仁王門を抜け、上醍醐方面へ。五重塔は、東寺ほど大きくはないけれど、整った形をしていて美しい。「醍醐寺アプリ」で写真を撮ると、こんなふうにタイトル文字が入るのですが一事が万事なんです。面白みに欠ける。無料の姫路城アプリのほうが洒落てる。

IMG_2391.jpg

金堂、弁天堂、女人堂まで来ると、下醍醐はそこまで。入山料600円を払って、柵の向こう側へ抜けると上醍醐なのですが、そこは観光地というより山の中。頂上の16丁まで山道が続きます。

IMG_2397.jpg

同じように登る人は少ないけれど、いないわけじゃない。同志です。不動の滝がある9丁くらいまではつらかったけれど、そこを越したら楽になりました。歩く速度に呼吸を合わせて登っていくとようやくたどり着いた16丁地点。入山してからここまで35分。

IMG_2400.jpg

16丁から先は下りになり、醍醐水、薬師堂、五大堂を経て、最終目的地の開山堂に到着するまでに20分かかったので計55分。女人堂から開山堂まで約2.6kmということだったけれど、山道の2.6kmはきつかった。

IMG_2408.jpg

標高450mですが、下界を見下ろす気分は最高。心なしか涼しくて気持ちいい。下醍醐ほど人が多くないのでのんびりできます。ベンチで休憩して、いつもなら読書タイムになるのですが、今日は時間がないので、すぐに下山します。

IMG_2411.jpg

(つづく)

醍醐寺はお金がかかります。京都駅からのバスが300円。霊宝館、三宝院、仁王門で600円ずつ(三箇所共通券を買ったから1500円)、上醍醐の入山料が600円に拝観記念カード540円で計2,940円。拝観記念カードで「飲食店、売店で5%OFF」とあるけれど、これ以上散財する気にはなりませんでした。

« モダン (原田マハ) | トップページ | [Apple Watch 旅] 春の醍醐寺と石清水八幡宮 2 »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

iPhone」カテゴリの記事

京都」カテゴリの記事

Apple Watch」カテゴリの記事

Kindle Fire」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« モダン (原田マハ) | トップページ | [Apple Watch 旅] 春の醍醐寺と石清水八幡宮 2 »