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2016年3月20日 (日)

キネマの神様 (原田マハ)

キネマの神様 (文春文庫)

キネマの神様 』は、ギャンブル中毒=借金まみれで映画マニアの老父をもつ歩は39歳独身。勢いで会社を辞めてしまったものの、そのことを両親に話せないでいます。再就職先を探していると、ひょんなことから老舗映画雑誌社から声がかかって…。

わたしが映画館で映画を観るときは息子を誘うので「スターウォーズ」とか「バケモノの子」など。最初は「映画オタクの話か。ついていけるかなぁ」と思っていたのですが、作中で紹介されている映画「ニュー・シネマ・パラダイス」「フィールド・オブ・ドリームス」「ローマの休日」を Amazon Video で検索したら、ちゃんとプライムビデオ(会員は無料視聴可)になっていました(一部期間限定タイトルあり)。

「ニュー・シネマ・パラダイス」は、イタリアの田舎町で唯一の娯楽である映画館の映写室に入り浸る少年トトと、映写技師の物語。「フィールド・オブ・ドリームス」は、農場主が謎の声 “If you build it, he will come.”に導かれて、畑の一部に野球場を作ると、そこに幽霊が現れて…というファンタジーなのですが、これは面白かった!

読書の途中に映画鑑賞を挟んだものだから、読み終えるのに時間がかかってしまいました。でも、上に紹介した2本は見ておくことをオススメします。

『楽園のカンヴァス』と『ジヴァルニーの食卓』が絵画の世界ならば『キネマの神様』は映画の世界に誘ってくれる小説です。好奇心を刺激してくれて、興味の範囲が広がるのがうれしい。ちょっとでも「面白そうだな」と思った方はぜひご一読ください。

お勧め度:★★★★★

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