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2016年2月29日 (月)

握る男 (原宏一)

握る男 (角川文庫) 握る男 』は食の世界の経済小説。『佳代のキッチン 』と同じ作者の作品ということで手にとってみました。握るのは鮨。だけでなく、ここではとても書けない、もっとすごいものを握る話です。

主人公は徳武光一郎。16歳の彼が両国の「つかさ鮨」に弟子入りしてから「食」の世界で成り上がっていく四半世紀の様子を、相棒の金森が語ります。ページ数のわりに文字が多くて読み疲れました。

目的に向かって邁進するのは結構ですけど「えげつないこと考えるなぁ」というのが実感。フィクションとはいえ「そんなに都合よくいくわけないだろ」とツッコミながら、結局「出る杭は打たれる」。

冒頭、いきなり刑務所から始まったのにはびっくり。なんだ、なんだ、一体なにがどうなったんだ? ということで読者の興味を引いて、というのは上手い。きっと「つかさ鮨」も旨いのでしょうね。

お勧め度:★★★☆☆

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