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2016年1月 2日 (土)

最後の晩ごはん〜刑事さんとハンバーグ (椹野 道流)

最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ (角川文庫) 最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ 』は、シリーズ第4弾。

ときどき幽霊がやってくる定食屋「ばんめし屋」。となりの芦屋警察署の生活安全課の涼彦は、定食屋店員・五十嵐海里の兄・一憲の親友だった。それはよいのだけれど、海里は涼彦の首に「マフラーの幽霊」が巻き付いているのが見えて…。

この店のメニューは毎日ひとつだけで選ぶことはできません。だけど、店主の夏神いわく、お客さんにあわせて味付けや調理方法を調整したりするのだとか。食材が余っていればデザートがついたりして税抜き1,000円。なんかいいですね。

近年、あちこちで「おいしいもの探し」をしています。心からおいしいと思えるものと出会えるのはたしかに幸せなことだけれど、ふだん近所のお店で、特別おいしいわけではなくても、安心して安定して食事をいただけるのも幸せなんだと思うようになりました。

最近駅前にできた中華料理屋さんは、ラーメンのスープがちょっと変わった味がして、むかし香港の場末のラーメン屋で食べた妙な味を思い出しました。その「妙な味」は他店にないものでクセになりそうなのです。

成仏できない幽霊にとっての「最後の晩ごはん」という意味。言葉で伝えられない幽霊の思いを汲み取って、料理で願いを叶える。そんなことができるのは「ばんめし屋」だけでしょうね。

お勧め度:★★★☆☆

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