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2016年1月24日 (日)

任侠書房 (今野敏)

任侠書房 (中公文庫) 任侠書房 』は「任侠シリーズ」第1弾。東京下町で小さな組を構える阿岐本組長はヤクザではあるけれど文化事業が大好き。損得勘定ではなく再建話に首を突っ込んでしまうので、代貸の日村誠司は苦労が絶えません。

今回は神田の小さな出版社を建て直しに、組長は社長に、代貸は役員として乗り込むのですが…。

シリーズ第3弾『任侠病院』、第2弾『任侠学園』と逆順に読んできて、やはり『任侠学園』がいちばん面白い。

シリーズの共通点は、経営が破綻しても従業員は基本的に優秀だということ。だから、ちょっとした手助けで再建への道を動き出す。そりゃそうですよね。全員「使えない」となったら、阿岐本組の人材では(教師とか医者とか)どうしようもありませんから。

パターン化しているからこそ、安心して読める小説です。

お勧め度:★★★☆☆

それよりも『隠蔽捜査』シリーズの続編を!

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