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2015年8月30日 (日)

晏子 4 (宮城谷昌光)

晏子〈第4巻〉 (新潮文庫) 晏子〈第4巻〉 』は、シリーズ完結編。

あとがきによると、作者は晏嬰を書きたかったのだけれど、史料が不足していて書けない。そこで、父親の晏弱から書き起すことにしたとか。

斉を中心とした中原諸国の栄枯盛衰のなかで、晏子がどのように生きてきたかを描く物語なのですが、前半の晏弱の命懸けの活躍に比べて、後半の晏嬰の影が薄い。外見に反して大人物だということはわかるのですが、全体に占める晏嬰にまつわるエピソードが少なくて寂しいのです。もうすこしフィクションを加えてもらってもよかったのではないでしょうか。

お勧め度:★★★☆☆

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