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2015年8月26日 (水)

晏子 2 (宮城谷昌光)

晏子〈第2巻〉 (新潮文庫) 晏子〈第2巻〉 』では、晏弱は将軍として莱の併合にたった五千の兵で臨みます。嫡子・晏嬰いわく「征するとは、行って正すこと」。征伐はちがうというのを聞いた晏弱が採った方策は…?

身体が小さく貧相な晏嬰を晏弱も心配しますが、息子が成長するにつれ、とんでもない才能を秘めていることに気付きます。この2巻では世代交代の巻となります。

徳を尊び、名君を多く輩出した中国の現状は、詳しいことはわかりませんが、おなじ「中国」だとは思えません。しかし、それは日本も同じ。国を思い、民の信を得る政など、どこにもありません。政治家の人としての「格」は落ちていくばかりに思えます。

くだらない人物も、嫌な奴も出てきますが、主人公は大胆不敵で痛快無比。スッキリします。

お勧め度:★★★★★

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