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2015年7月 3日 (金)

孤高のメス〜遥かなる峰 (大鐘 稔彦)

孤高のメス 遥かなる峰 (幻冬舎文庫) 孤高のメス 遥かなる峰 』は「孤高のメス」シリーズの第3部にあたります。甦生記念病院に戻った当麻の元には、他の病院で対応してもらえない、難しい患者が集まってきます。人工肛門を取ってほしいという女性、乳がんの手術後の再生術を施してほしいという女性、等々。

なんと、先日読んだ『緋色のメス 』の外科医・佐倉周平と、その娘が当麻と出会います。佐倉にはあまり良い印象がないのですが、医者としては優れているようです。

当麻のかつての同僚であり、当麻に好意を寄せていた江森京子が末期がんで再会。翔子の親友だった富士子が勤めているホスピスを勧め、最後の日々を送るのでした。

が、他にもいろんなエピソードが盛りだくさん。余命いくばくもない親戚の遺産目当てにやってくる連中とか、心静かに死を迎えるというのは難しいようです。

当麻先生は「癒し系」なので『神様のカルテ 』の栗原一止と並んで、お気に入りのお医者さんです。「チーム・バチスタ」シリーズはだめ。暗いです。

当麻は、医学生のときに恋人を亡くし、妻の翔子を亡くしてかわいそう。是非しあわせになってほしい。

頑迷な文科省を蹴っ飛ばしてでも「遥かなる峰」を極めてほしい!

お勧め度:★★★★★

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