« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »

2015年5月

2015年5月31日 (日)

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (乃南アサ)

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)

XJR1200.jpg

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 』は『凍える牙』の続編なのですが、以下6編の短編集です。
  1. あなたの匂い
  2. 冬の軋み
  3. 花散る頃の殺人
  4. 長夜
  5. 茶碗酒
  6. 雛の夜
同僚からは「おっちゃん」と呼ばれている(アクセントが冒頭にあるらしい)音道貴子は、永福町に住んでいて、井の頭線で吉祥寺経由で立川まで通っているのか。愛車はYAMAHA XJR1200(写真左)。大柄だけれど乗りやすい空冷バイクのようです。

職場では、女であるというだけで正当に評価されず、同僚にもなかなか心を許せず、両親や妹の問題にも悩まされる。そのうえ、独り暮らししているマンションから、自分が出したはずのゴミ袋が消えている!?

読者は、警察の事件捜査という非日常に興味を持っているのですが、それと同じくらい、女刑事の日常について知りたいのです。そのベストミックスが本シリーズなのではないでしょうか。

おまけとして「滝沢刑事と著者の架空対談」があって、滝沢の「おっさん」らしさが伝わってきます。

お勧め度:★★★★★

2015年5月29日 (金)

凍える牙 (乃南アサ)

凍える牙 (新潮文庫) 凍える牙』は、音道貴子シリーズ第1弾。横山秀夫、佐々木嬢、誉田哲也、今野敏らの警察小説をいくつか読んできましたが、その中でも一番気に入りました。

「深夜のファミリーレストランで突如、男の身体が炎上した! 」っていうのは、東野圭吾のガリレオみたい。犯行手口は残忍で、主人公は、男社会である警察のなかで屈託を抱えて生きている。捜査ペアを組むことになった滝口は「女なんて」というのが態度に出ていてやりにくいったらありゃしない。貴子の孤独な闘いを応援したくなるのです。

「凍える牙」をもつ獣が、もうひとりの主人公。彼こそ「漢」です。決して思いを語ることはないけれど、目が語っている。かっこいいじゃないですか!

お勧め度:★★★★★

2015年5月27日 (水)

[iPhone] NAVITIME 電車からバスへ乗り継ぎ

watch116.png
1
watch117.png
2
watch118.png
3
watch119.png
4
watch120.png
5
watch121.png
6

NAVITIMEがアップデートされたので、再度、電車から路線バスへの乗り継ぎを試してみることにしました。

以前と同様に、JR名古屋駅から岐阜城まで「トータルナビ」検索すると、岐阜駅から「徒歩3.6km」は変わりません。

仕方ないので「バスルート」検索してみたら、名鉄バスセンターから高速各務ケ原経由で名鉄岐阜バスターミナルに着いた挙句「徒歩3.7km」。もう信じられない!(画像1)

わたしは、京都観光の軸足が出町柳にあるもので、早朝、市バス205号で下鴨神社まで行ってお参りし、糺の森を抜けて、コーヒーハウスマキでモーニングを頼んで、出町ふたばで豆餅を買って、出町柳駅前からレンタサイクルで出発、というのが定番なのです。

それを検索してみたら、ちゃんと市バスを案内するじゃないですか。(画像2)

それなら稚内港まではどうかというと、稚内空港から空港連絡バスに乗り継ぎます。(画像3)

ただし、この経路はひどいんです。名古屋から新幹線で羽田まで行かせるんです。ありえません。

同じことを「Y!乗換案内」で検索したら、ちゃんと中部国際空港(セントレア)出発でした。(画像4)

それじゃ、NAVITIMEで「岐阜駅から岐阜城」まで検索したらどうなるか?

なんと高速バスで高速各務ケ原まで行って帰って、名鉄岐阜駅から「徒歩3.5km」。しかも、所要時間が「11時間34分」。歩いても40分なのに、これ、夜行バスか!? これはもう「ありえNAVITIME」です。(画像5,6)

要するに、駅からバスへの乗り継ぎがデータベースに登録されているかどうかの問題なのでしょう。現状、わたしにとってNAVITIMEは役に立ちません。お金を払う価値なし。

ただ、途中の停車駅情報はもちろん、乗り換える駅構内も案内してくれたり、列車の遅延、運転見合わせを教えてくれたりと、細かい気配りがされています。でも、名古屋から成田山新勝寺へ行くのに、成田空港経由はちょっとどうかと思う。新幹線ルートより10分早いだけで運賃は2倍。格安航空料金も参考に挙げてくれるけれど、やっぱりありえない…。

トンチンカンな案内をするのは、なにもNAVITIMEに限ったことではないのでしょうが、有償か無償かで期待値は変わってきます。1ヶ月400円を取るなら、それなりに対応してほしい。

これなら「Y!乗換案内」を(限界を理解したうえで)使わせてもらったほうが精神衛生上よろしい。

お馬鹿なアプリにイライラしていて気づきました。なにもかもスマホやネットに頼ろうというのが間違いなのです。各交通機関の時刻表を調べて、自分で乗り継ぎを考えればいい。それも旅の楽しみのうち。

いまやスマホがカーナビの代わりになる時代ですが「ナビ様の言うとおり」ではなく、自分の生活圏の道路くらいは覚えた方がいい。すこしは頭を使わないと馬鹿になります。

我が身を振り返れば、そもそもナビの言うとおりにしたことなどないのです。たいてい「それよりこっちのほうが近道だ」とか「いや、こっちに寄り道して行こう」とか。要するに「あくまで参考」なのです。スマホ(とアプリ)との間には、適度な距離感が必要だと思います。

2015年5月25日 (月)

[Apple Watch] 道三、信長の岐阜城と、だるま堂の豆大福

watch66.png
1
watch65.png
2
watch68.png
3
watch69.png
4
watch70.png
5
watch71.jpeg
6
watch72.png
7
watch73.jpeg
8
watch74.jpeg
9
watch75.jpeg
10
watch81.png
11
watch76.jpeg
12
watch77.jpeg
13
watch78.jpeg
14
watch79.jpeg
15
watch80.png
16

Apple Watch と iPhone5s を持った「ちいさな旅」第3弾は、岐阜城へ行ってきました。岐阜城はもちろん、岐阜の街を歩くのも生まれて初めてです。

「Y!乗換案内」で検索すると、名鉄岐阜駅から岐阜城までが「徒歩61分」だって? 冗談はやめてほしい。 (画像1)

ふつう路線バスが走っているだろう、と調べてみたら、やはり岐阜バスがあります。JR岐阜、名鉄岐阜から「岐阜公園歴史博物館前」まで行けばいい。岐阜城は金華山の山頂ですから、標高329mとはいえ、ちょっとした登山。61分で到着するとは思えません。(画像2)

電車から路線バスへの乗り継ぎ案内ができそうなアプリということで「NAVITIME」を再度インストールして「1ヶ月間無料お試し」してみました。そして同様に検索してみたら「徒歩3.6km」。こちらは設定で「路線バス」をONにしてあるのにバスを使わないのは納得できません。(画像3)

逆にいえば、電車の乗り継ぎ案内アプリはずいぶん使えるようになってきました。都内では下手に考えるより検索したほうが早い。ただ、他の交通機関も組み合わせて案内する機能はまだ使えないようです。

Apple Watchが「役に立つ」かどうかはアプリ次第。手放せないアプリが増えてくれば「これは便利だ」ということになるでしょう。

ちなみに「NAVITIME」のApple Watchアプリは、iPhoneで登録した4駅の発車時刻表を見ることができます(画像4)。グランスはありませんが「乗降アラームを設定」でき、到着前に通知してくれます。(画像5)

ただ、Watchは雨の日には(怖くて)使えないのです。傘をさして歩くならよいのですが、わたしは雨でも自転車やバイクで移動するので、手首は雨ざらし状態。G-SHOCKやRolexは防水なので安心なのですが、Apple Watchは日常生活防水だから、強い雨だと心配。ネットでWatchを分解したところを見ると、ボタン部分にはゴムパッキンが入っているものの、パソコンメーカーが作ったWatchは大いに不安。高級時計を志向するなら、つけたまま泳げるよう、完全防水にしてほしい。

というわけで、名鉄岐阜駅からバスで岐阜公園に着いたのが午前7時。きれいな公園です。(写真6) 山の上にお城がちらっと見えます。

金華山ロープウエイが動くのが8時、岐阜城は8時半です。8時まで岐阜公園のベンチで缶コーヒー片手に読書しましょう。

今回は、阪口安吾の『織田信長』です(画像7)。iBooksで無料だったのでダウンロードしました。モバイルバッテリーでiPhoneを充電しながら「読書」です。思い立ったときに、すぐに手に入れて読むことができるのが電子本のメリットですね。ただ、ちょっと肌寒くて、ベンチに座ってられず、お陽様に背中を向けて、立ったまま読んでました。

午前8時、ロープウエイで金華山へ上ります(往復1,080円)。山頂駅を降りたあたりに、七曲り登山道の入口がありました。(写真8)

小学生の遠足にも使われるファミリー向き登山道だとか。でも、下りで40分かかるということは上りは1時間はかかりそう。今回は、山登りが目的ではないので、あちこち散策するために体力を温存しておきます。

お城に向かって上っていくと、ハイカーの団体さんもいて、眼下に絶景が広がります。

8時30分「開城」。コンクリートの階段を上って、てっぺんから臨む景色は、斉藤道三や織田信長も眺めたのかと思うと感無量。眼下を流れるのが長良川です。(写真9)

反対側を回ると、岐阜駅は近いのですぐわかります。遠くに霞んで見える、ふたつのタワービルが名古屋駅です。(写真10)

午前9時、麓にある岐阜市歴史博物館が開くので、そろそろ山を下りましょう。(写真12)

歴史博物館の2階で解説してもらったところでは、壬申の乱の後、朝廷とつながりができ、奈良の都の文物が入って来るようになったとか。美濃という地名も、三野、御野と変わってきたといいます。ここは濃尾平野で、斉藤道三の娘が濃姫。

岐阜という地名も、織田信長が中国の故事にちなみ「岐山」と「曲阜」から取ったとされています。歴史って面白い!

博物館で教えてもらった、大人にお勧めの登山道は「めい想の小径」から上って「七曲り登山道」で下るコース。「めい想の小径」は険しいので下るよりは上るほうがよくて、比較的なだらかな「七曲り」を下りるほうがいいだろうという感じ。

金華山は年に数回救助ヘリが飛ぶとか。足を滑らせて滑落した場所によっては、地上から引き上げることができなくてヘリの登場となるようです。市街地の低い山だと思って侮ってはいけませんね。

疑問に感じたときにネット検索できるのは便利。Apple Watchでも、Siriに向かって「○○について教えて」といえば、ネット検索の結果を表示してくれます。

しかし、それはあくまで緊急措置。スマホの画面でも狭くてやりにくい。せめてノートパソコン、できれば自宅のデスクトップパソコンでじっくり調べたい。

歴史博物館を出ると真ん前にバス停があります。そこから「柳ヶ瀬」まで戻ります。岐阜随一の歓楽街と聞いています。名古屋でいえば、栄と錦みたいなところかな。

岐阜も大通りは道幅が広い。バス停を下りて、おおきなアーケード街に入ると、そこが柳ヶ瀬商店街。(写真13)

アーケードは立派なんだけど、もう11時なのにシャッターが閉まっている店が多いし、そもそも人通りが少ない。これは東西の道で、途中南北の細い通りには居酒屋、小料理屋と思しき店が並んでいます。

Apple WatchのTripAdvisorで、近所のレストランを表示してみます。そして、気になるお店をタップして地図を表示すれば、ガイドしてくれます。が、ちょっと遠いな。岐阜駅と反対方向に戻りたくない。

TripAdvisorはいろいろ候補を挙げてくれるのは有り難いのだけど、まだ写真やコメントが少なくて、お店選びの情報が不足しています。そうなると「食べログ」でしょう。今日のランチは「とんかつ 一平」にすることにして、その前に、すぐそこの岐阜高島屋へ。

恵那川上屋のわらび餅、だるま堂の豆大福(写真14)、大阪の玉出木村屋のメロンパン、抹茶ロールケーキとカップケーキ。岐阜の美味しいものは高島屋に大体あるのでしょうか。大阪のパン屋さんはおじさんの声につられて買ってしまいました。

わらび餅は四角い豆腐サイズのわらび餅を8つに切って、きなこをまぶしてあるのを、黒糖蜜をかけて食べます。食べ応えもあって、美味しかった。豆大福は小さめなんだけど、すごく柔らかくて、これも美味しかった。栗大福もお勧め。木村屋のパンは、気取ってなくて、豪快に旨い。ナニワのパンという感じ? たまに無性に食べたくなりそう。大阪を中心に、デパ地下に出没するみたいです。

高島屋の向かいの通りを西にすこし入ったところに「とんかつ 一平」はあります。ごくふつうのとんかつ屋さんで「ランチ」を頼んだら、ヒレカツ2切れ、唐揚げ2切れ、オムレツが定食になってて600円(写真15)。もうこれ以上入らないというくらい詰め込んだのは何年ぶりか。豆大福はあとにするんだった。

帰路も名鉄を使いました。画像16はNAVITIME。乗換時の駅構内も案内してくれるから、これが英語版だったら外国人旅行者に重宝かも。ただ、現地の人に道を教えてもらうのも会話のきっかけになるので、あくまで補助ツールにしたほうが粋。

名古屋ではずっとクルマで移動してきたので、岐阜でも犬山でも「近いからいつでも行ける」と思って、通り過ぎてばかり。これも灯台下暗しというのでしょうか。クルマではなく、自分の足で歩いてみようと思い立って、休日にお城めぐりをしています。

「ちいさな旅」の小道具にiPhoneとApple Watchは重宝していますが、結局、現地の観光案内所で配っているマップを広げたほうが見やすかったりするんですね。ネットで調べるより、人に聞いたほうが早かったり、旅先の一期一会を大事にしたいもの。

歩きスマホしながら、目は画面に釘付け、耳はヘッドホンで塞いで「引きこもり」していないで、顔を上げて、周囲の声に耳を澄ませてみませんか?

続きを読む "[Apple Watch] 道三、信長の岐阜城と、だるま堂の豆大福" »

2015年5月23日 (土)

ヴァイオリン職人の探求と推理 (ポール・アダム)

ヴァイオリン職人の探求と推理 (創元推理文庫) ヴァイオリン職人の探求と推理 』は、イタリアのヴァイオリン職人 ジャンニ(63歳)が、同業者であり、弦楽四重奏仲間の親友トマソが殺された理由を追っていく、ヴァイオリン業界ミステリー。

同じく弦楽仲間のアントニオが警察官なので、ふたりで手掛かりを追って、イタリアのクレモナ(ミラノ東部)からヴェネツィア、イギリスに飛び、古い書簡集をひっくり返して回るのですが、トマソの殺人に結びつく手掛かりが尽きる頃には、わたしは飽きてきました。よほど本を閉じて忘れようと思ったのですが、結末が知りたくてがんばりました。

著名なヴァイオリンに愛好家は金を惜しまないため、胡散臭い業者が群がり、贋作も多い。演奏するためではなく、所有することが目的のコレクターたち。若い頃から業界に身を置き、汚れてしまった過去にジャンニは立ち向かうのでした。

ラストは鮮やか。しかし、警官といっしょなのにそれでいいのか!? そんな無茶が通るわけない。作者はイギリス人のようですが、主人公はイタリア人。イタリアなら、ま、いいか。(笑)

いろんな意味でイタリアンな一冊でした。続編『ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密 』もあります。気に入った方はどうぞ。

お勧め度:★★★☆☆

2015年5月21日 (木)

まほろ駅前狂騒曲 (三浦しをん)

まほろ駅前狂騒曲 まほろ駅前狂騒曲 』は『まほろ駅前多田便利軒 』『まほろ駅前番外地 』に続く続編。全468ページの力作です。

便利屋の多田と行天が「なんとバスジャック(?)に巻き込まれることに」という紹介文に、映画『スピード』を想像した方(わたしです)は爆笑すること請け合いです。

今作は、多田と行天の掛け合いが円熟の域に達したと申しますか、前2作より格段に面白い。三浦しをんの作品の中でもいちばん好きです。

厄介ごとに巻き込まれるのが仕事みたいな多田と、ちゃらんぽらんなんだけど、トラウマを抱えて苦しんでいる行天の凸凹コンビ。『チーム・バチスタの栄光 』の田口と白鳥を思い出します。

多田が4歳の女の子・はるを1ヶ月半預かることになって、子供嫌いの行天は大ブーイング。4歳の子が親から離れて、知らない人と暮らすなんて、ふつうはムリがあります。世話するほうだって大変。ましてや、むさ苦しい男ふたりです。まともな食事もさせてもらえない。こんなところに預けるなんて、図太い神経してます。双方にとって罰ゲーム。でも、フィクションとしては楽しめます。

表現の自由が保障されたフィクションだとしても、書いていいことと悪いことがある。今作は前者だからダイジョーブ。「あなたが多田だったらどうしますか?」。大いに悩み、笑い、しんみりしてください。

お勧め度:★★★★★

2015年5月19日 (火)

居酒屋ぼったくり (秋川滝美)

居酒屋ぼったくり 居酒屋ぼったくり 』は、店名に反して良心的で、酒と料理が旨い居酒屋。事故で他界した両親の店を、娘・美音と馨が継いで、夜毎、常連客でにぎわっています。
  1. 暖簾の向こう側
  2. 想い出につける付箋
  3. 丑の日の孝行娘
  4. 汗かき職人の夏
  5. 拾った子猫
  6. 夏休みの過ごし方
  7. ゴーヤの苦み

特別な食材を使うわけでも、高い酒を置いているわけでもないのだけれど、客の気分や体調に合わせた心遣いが生み出す料理は美味しいのです。

美味しいものが出てくる小説は大好き。おつまみのレシピや日本酒の紹介もあって、呑んべえには参考になるかもしれません。下戸のわたしもちょっとだけ呑んでみたくなりました。

現在、3巻まで出ているようです。謎の男の正体が気になります。

お勧め度:★★★★★

続きを読む "居酒屋ぼったくり (秋川滝美)" »

2015年5月17日 (日)

[Apple Watch] 犬山城、朝市、善光寺、有楽苑、城下町

watch41.png
1
watch42.png
2
watch43.jpeg
3
watch45.jpeg
4
watch46.jpeg
5
watch47.jpeg
6
watch48.jpeg
7
watch49.png
8
watch50.png
9
watch51.png
10
watch52.png
11
watch53.jpeg
12
watch54.jpeg
13
watch55.jpeg
14
watch56.jpeg
15
watch57.jpeg
16
watch58.jpeg
17
watch59.jpeg
18
watch60.png
19
watch61.jpeg
20
watch62.png
21
watch63.jpeg
22
watch64.png
23

京都に続く「ちいさな旅」第2弾は「国宝の犬山城を見に行こう!」というわけで、早朝から「乗換ナビ」で検索(写真1)して出発!

今回は「Y!乗換案内」ではなく「乗換ナビ」を使ってみます。これならば、Apple Watchで検索した経路を表示してくれますし(写真2)、グランス設定しておけば、次の乗換時刻を確認することができます。そう、これが理想です。

しかし、検索結果を「ウィジェット・Apple Watchに登録」をクリックする度に「いますぐ出発」と通知されるのはバグでしょうか。

他に「駅すぱあと」も試してみたのですが、使い勝手が悪い上に有料部分が多い。「NAVITIME」に至っては有料じゃないと(機能制限が多くて)使えない。外回りの仕事で、出張も多いならいいかもしれないけれど、たまの休みに使うくらいだから無料が有り難い。「乗換ナビ」も、駅の構内案内図は課金対象ですが、基本機能は無料です。いちばん良心的なのは、完全無料の「Y!乗換案内」。関連アプリの「防災情報」もインストールしました。

ところが「乗換ナビ」に従って、名鉄名古屋駅に着くと、出発までにかなり時間があるうえに、予定より早く出る急行電車があったので、それに乗りました。どうも乗換時間に余裕を取り過ぎているらしく「Y!乗換案内」で検索し直したらピッタリ。わたしの移動リズムに「乗換ナビ」は合いません。

結果、Apple Watch のグランスも(乗る列車が変わってしまい)役に立ちません。写真1、2は、現実に合わせて強引に検索し直したものです。

それでも、目的の犬山遊園駅に到着。木曽川の向こうは岐阜県、各務原市。川の手前を左に曲がって歩道を行くと朝市をやっていました(写真3)。花や野菜、米、饅頭、陶器、衣料品など、それほど多くはありませんが見ていて楽しい。買い食い大好きなわたしはパンを2つと、豆大福、柏餅を買いました。朝食とおやつです。朝市は6:30-8:00ですが、6:45でもクロワッサンが買えなかった。朝いちばんに行かないと売り切れるみたい。

午前7時。犬山城は9時からなので、犬山遊園駅東側の善光寺山公園の展望台から、木曽川を眺めながら本を読むつもり。坂をしばらく上ると「え、ここを登るの!?」という登山道。階段にはなっていますが「よっこらせ」と掛け声が漏れそう。じきに善光寺(写真4)が見えてきますが、ガラス戸に囲まれた集会所みたいな、本堂でしょうか?

案内板に従って歩いていくと展望台(写真5)に着きました。眼下に木曽川が広がります(写真6)。iPhoneでパノラマ写真を撮りました。

ここで朝食。五穀シュクレ(右)とブラックベリーだったかな? ずっしり食べ応えがあって完食ならず。

図書館で借りた『最終退行 』(池井戸潤)を読み始めたものの、織田信長の歴史小説にすればよかった。5月の休日、絶好の行楽日和に犬山で読むのが、銀行のゴタゴタというのは場違いです。

BluetoothイヤホンLBT-HPC11を持っていたことを思い出して、iPhoneでプレイしたのは、BAD COMPANYの"Straight Shooter "。うわぁ、なつかしい。70年代のハードロックです。場違い第2弾。

このイヤホン、見通し距離でも2〜3mまで。それ以上離れると音が途切れます。実際はiPhoneを携帯していること前提です。でも、歩きながら音楽聴くのは抵抗がある。周囲の音が聞こえなくなるから。

現在地をマップで確認(写真8)。マップの縮尺変更は竜頭(デジタルクラウン)を回せばいい。「アクティビティ」で、今日ここまでの運動量を見ると(写真9)もうすぐ1万歩。でも、同じ歩数でも坂を上ると消費カロリーは変わるはず。そのあたりはどうなっているのでしょうか。iPhone6ならば高低差を計算に入れるのかも。

8時すぎ、そろそろ犬山城に向かいましょう。WatchのSiriに「犬山城までの経路」というと「8:10着予定」(写真10)。いくらなんでも3分では全力疾走したって着きません。

名鉄の線路を横切って犬山城の方へ歩いていくと、Watchの経路案内がおかしい。なぜここで右に曲がる必要があるの?(写真11) 狭い道は避けて、広い道路を案内するのでしょうか。

三角矢印が現在位置だから、そのまま直進して、突き当たりを左折して南側から入ればいい。大きな施設では入口を間違えると遠回りする羽目になるから要注意です。現状のナビ機能はあくまで参考程度。

犬山城の門前の券売所で9時まで待つ間に、犬山の見所などをiPhoneでチェック。地元アプリとして「名鉄Touch」というアプリをインストールしてみましたが、名鉄各駅の時刻表や運行状況、周辺マップ、ポイントサービス情報などが検索できるものの、めぼしい情報はありませんでした。

9時、犬山城に一番乗り!(写真12)

靴を脱いで急な階段をどんどん上っていくと最上階は12畳ほどの部屋で、扉のむこうに雄大な景色が広がっていました。(写真13)

一辺8mほどの天守の外をぐるっと回ってみましたが、手すりが低いし、木製で弱そう。高いところは苦手なんです。風が強い日は怖いでしょう。それでも当時、城主は国主であり、自分が治める地を一望したときの達成感がわかるような気がしました。

どんどんお客さんが上ってくるので、早々に退散。急な階段を上り下りするわけで、お年寄りも多いから、混雑すると待ち時間も出てしまうでしょう。

犬山城の東、名鉄犬山ホテルの敷地内に有楽苑(うらくえん、写真14)という日本庭園があって、そこの国宝茶室、如庵(じょあん、写真17)も見学することにしました。城550円+庭園1,000円のセット券が1,300円でした。

広い庭園がほとんど貸し切り状態。新緑がうつくしい。(写真15)

如庵には狩野派と長谷川等伯の襖絵があるとか。残念ながら室内に入ることができないので、しっかり見ることはできませんでした。月に一度くらい見学できるようなので興味のある方は調べてみてください。

気に入ったのは「嘯月台」(しょうげつだい)という、休憩所のような場所。嘯風弄月という言葉があるので「月の下で詩歌、風流を楽しむ」といった意味でしょうか。楓の枝が広がっていて、月が見えるとしても隙間から覗く感じかな。それもまた風流か。

この「嘯」(うそぶく)という文字がiPhoneでは変換できず、調べることができませんでした。これは帰宅してからiMacで調べました。旅のプランを考えるにも、目的地の地図を見ながら、時間も考慮しつつ、どこをどういうふうに観てまわるか検討します。観光情報も調べながらですから、画面は大きいほうがいい。

嘯月台で出会ったご夫婦と「弘庵」のお茶席(呈茶料:一服 600円)でもご一緒になり、お話していると、松本城がすばらしいとか。わたしが以前行ったときは行列してたので中に入らなかったのですが「次こそは」と決意。お城談義になってしまいましたが、ご興味があるのはお城というより歴史を今に伝えるものだとか。古いものが残っているところには城もある。明治の廃藩置県で多くの城が壊されてしまったのが残念です。

軽く話し込んでしまい、立とうとしたら「あ、足が痺れた」。仮にもお茶席なので正座してたのです。あ、正座できない方には椅子もあるそうです。

「元庵」(写真18)の向かいに屋根つきの休憩所があって、日差しが強くなってきたので、読書にちょうどよかった。本を読んでいて、印象的なフレーズは(あとで紹介するために)書き留めておくのですが、iphoneの文字入力が億劫なので、Apple Watch を使いました。Evernoteで音声入力を指定し、Siriに向かって文章を読み上げるとテキストに変換してくれるので、それを保存すればOK。(写真19)

ただ、残念ながら「変換ミス」があって、最後の部分は「錯覚と同義だ」です。SIriが認識しやすい発音が求められます。多少ミスがあっても、手入力するよりはラク。iPhoneのEvernoteで同じことをやろうとしたら、音声データが貼り付くだけでした。テキスト変換はできないの?

有楽苑を出て、犬山城の麓の針綱神社(犬山の産土神を祀る)からまっすぐ南へ伸びているのが「城下町」(写真20)。神社の参道というか商店街というか、鎌倉の鶴岡八幡宮と若宮大路の縮小版みたいな感じ。雰囲気としては、ならまち(奈良)に似てる。「犬山って観光地だったんだ」といまさらながらに再発見。

城下町の「城とまちミュージアム」「どんでん館」に立ち寄ると、犬山城や祭りのことがわかります。今回は犬山遊園駅からスタートして、犬山駅へ南下したので、どちらかというと逆コース。ただ、わたしのちいさな旅は「始発電車でスタートして昼すぎに帰る」のが好きなので仕方ありません。各観光施設は9時にならないと開きません。

美味しそうなものがあればランチにしようと思ったのですが、結局、屋台のいなり寿司をつまんでおしまい。「昭和横町」という、レトロな屋台村みたいなところも面白かった。

帰路は、犬山駅から名古屋へ向かいます。「乗換ナビ」のグランスはこんな感じ。(写真21)

ただ、名古屋駅に着いてからの乗換えで、予定より1本早い電車に乗ってしまい、検索結果は使えなくなりました。Watchに持たせる機能はよくても、そもそもの検索結果が自分に合わないのでは使えません。願わくば「Y!乗換案内」のWatchアプリが「通勤タイマー」ではなく、本来あるべき「乗換案内」をしてほしい。

自宅近くまで帰ってきてランチがまだだったことを思い出し、久しぶりにモスバーガーに寄ってみました。(写真22) 5年前、京都の百万遍で食べて以来かも。

迷うことなく、注文は「モスバーガー」。いやぁ、ものすごく食べにくいけれど旨い! それにしてもドリンクとか高くないですか。バーガーは価格を抑えて、その他で稼いでいるのか、セットにしてもお得感がない。これはバーガー単品をテイクアウトで決まりか。いや、いまは読書スペースとして利用させていただきます。

ここまでの「アクティビティ」が写真23です。iPhoneとApple Watchを連れてのちいさな旅。今日もよく歩きました。

犬山は名古屋駅から約30分。スマホにも対応している犬山観光情報サイトはこちら。興味のある方はぜひお運びくださいませ。

2015年5月15日 (金)

[Apple Watch] 運転免許更新と徳重図書館

watch331.png
1
watch34.jpeg
2
watch35.jpeg
3
watch36.jpeg
4
ふだんは名古屋市立鶴舞図書館を利用しているのですが、平針運転免許試験場に行った帰りに徳重駅に隣接する徳重図書館に寄ってみました。

試験場には市営地下鉄と市バスを乗り継いでいくのですが、平針駅から試験場前まで行くバスは限られていて、それを「Y!乗換案内」で検索します(写真1)。

予定どおり、8:00に試験場に到着。整理券をもらって暗証番号登録をして、8:40に受付開始。9:10から30分間の優良講習を受けて、新しい免許証を交付してもらいました(5年間有効)。

帰りのバスまで時間があるので、試験場前のコメダ珈琲へ。「たっぷりコーヒーをモーニングセットで」「バターとジャムは?」「ジャム!」(写真2)。

乗換案内で検索すると平針行きよりも徳重行きのほうが先に来るので、ちょっと遠回りになりますが、徳重経由で帰ることにしました。徳重は名古屋市緑区で、地下鉄の延伸によって再開発が進んでいるところ。一度どんなふうになったのか見てみたかったのです。

バスに乗ってから「そういえば、数年前にできた徳重図書館に行ってみたいな」。iPhoneのマップで場所を調べたら駅の近くみたい。バスターミナルに着くと、そこは大きなショッピングモールの一部(写真3)。緑区役所支所の並びに図書館が入っていました(写真4)。

新しい図書館は気持ちがいいし、鶴舞図書館とはちがう本が並んでいるので新鮮です。ふだんは効率よく借りるために、事前にインターネットから予約しているのですが、今回は「本屋さん巡り」感覚で、書棚を眺めて気に入った本を借りるつもりです。

結果『孤高のメス―外科医当麻鉄彦 』のあとに書かれた『緋色のメス 』上下巻を借りました。名古屋市立図書館であれば、どこで借りてどこで返してもOKです。

外出中「座れば文庫本」だったのですが、地下鉄の車内でふと顔を上げれば、半数はスマホとにらめっこ。そんなに面白いかなぁ。わたしも本を持っていないときはiPhoneでWeb小説を読むことはあるけれど、ページをめくりながら「半分まで来たぞ」などと思いつつ読み進めていくのがいい。わたしは半分を越えると勢いがつくのです。電子本だと198/387なんて表示されてもピンと来ません。

わたしが外出中にインターネット接続するのは、メールとWeb検索、地図検索くらい。SIMフリーのiPhone5sをアップルストアで買ってきて、BIGLOBEの「BIGLOBE LTE・3G」コースを契約していても、実際の月間転送量は300MB(0.3GB)以下。スタバで利用していたWi-Fiスポットが(BIGLOBEのサービス低下により)使えなくなったのですが、データ転送量が増えれば問題ないか。

MVNO(仮想移動体通信事業者)のサービス競争は大歓迎。通話が少なく、データ通信が多い方は、スマホが(ドコモなどより)安く使えるようになるはず。ご検討を!

2015年5月14日 (木)

[Apple Watch] Y!乗換案内と通勤タイマー

watch31.png
1
watch32.png
2

「Y! 乗換案内」と、付属している「通勤タイマー」を使ってみました。乗換案内アプリはたくさんあって迷うほどですが iPhoneの「Y! 乗換案内」はよくできています。

「通勤タイマー」って何だろう?

自宅最寄駅と会社(学校)最寄駅を登録して…あ、そういうことか。写真1のグランス画面は、朝、最寄駅に急いでいるとき、次の電車まであと何分かがわかるタイマーなのです。

これが役に立つのは日本ならではかもしれません。だって、時刻表どおりに運行されていることが前提ですから。

その画面をタップして「通勤タイマー」App(写真2)を起動すると1時間計が表示されます。やはり「時刻」に関する機能がいちばんしっくりきます。腕をちらっと見るだけで済むのがいい。何分も続けて操作していると左手首が痛くなってきます。

Watchでできるのはここまでで、乗換案内はiPhoneでないと使えません。Apple Watch対応アプリといっても、Watchで動かせるのは一部の機能に限定されることが多い。画面が小さく、複雑な操作はできないから仕方ありません。Watchは欲張らず、割り切って使うことが大事。

わたしは電車通勤していないので「通勤タイマー」は不要。Apple Watchで乗換案内してくれるアプリを探してみます。

2015年5月12日 (火)

疫病神 (黒川博行)

疫病神 (新潮文庫) 疫病神 』は、建設コンサルタント・二宮啓之と、二蝶会の桑原保彦の「疫病神コンビ」が、産業廃棄物処理場建設をめぐるトラブルに巻き込まれ、話をややこしくして、自分たちもひどい目に遭う物語。(笑)

金に目が眩んだヤクザやゼネコン幹部らが入り乱れ、悪い奴らが総出演。ヤクザの大阪弁は迫力満点。ただ、ちょっと違和感があるのは、文章になじみやすいように調整した結果かと。

二宮はカタギなんだけど、ヤクザとのパイプを持ってて、その縁で桑原と知り合うのです。桑原の行動原理は単純。すべては金。金のために働き、金で決着をつける。桑原より二宮のほうが度胸がいいこともあって、ふたりの駆け引きがおもしろい。決して仲良しではないし、互いに相手を疫病神だと思っているのだけれど、どこか惹かれるところがある。そんな感じ。
  1. 疫病神
  2. 国境
  3. 暗礁
  4. 螻蛄
  5. 破門

以上が、現在の「疫病神シリーズ」。警察小説と並行して読んでいると妙な気分になる。正義と悪の区別が曖昧になっていく。まさに紙一重、似てるんです。表から裏に転ぶのはカンタン。そう考えると、極道だとはっきりしている桑原のほうが安心できてしまう。

極道小説としては、浅田次郎の「プリズンホテル」シリーズを思い出しますが、あちらはユーモアがあって、まだ可愛げがあります。その点「疫病神」は、ヤクザの「しのぎ」の実際を垣間みるようで怖い。バイオレンスが苦手な方にはお勧めしません。

お勧め度:★★★★★

2015年5月10日 (日)

自覚〜隠蔽捜査 5.5 (今野敏)

自覚: 隠蔽捜査5.5 自覚: 隠蔽捜査5.5 』は「隠蔽捜査」シリーズのスピンオフ短編集です。
  1. 漏洩(連続婦女暴行未遂犯逮捕が新聞に漏洩。誤認逮捕か!?)
  2. 訓練(畠山美奈子がスカイマーシャル—航空機に乗り込む武装警官の訓練を受けることになって…)
  3. 人事(野間崎管理官の上司である第二方面本部長が入れ替わって…)
  4. 自覚(強盗殺人事件で戸高が容疑者に発砲!?)
  5. 実地(警察学校を出たばかりの卒業配置で2名が地域課に配属。窃盗犯に職務質問しながら見逃してしまって…)
  6. 検挙(検挙数と検挙率を上げろと警察庁から指示された大森署は…)
  7. 送検(伊丹刑事部長が殺人容疑者を急いで送検したばかりに困ったことに…)

合理的でドライな竜崎署長の存在を際立たせるために、わざとトンチンカンな混沌を作って、そこに竜崎を登場させる茶番。しかし、それで溜飲が下がって、気分すっきり! おかしな警察小説です。

短編集だけ読んでも面白さがわからないので、シリーズを最初から読むことをお勧めします。

お勧め度:★★★★★

2015年5月 8日 (金)

脱・限界集落株式会社 (黒野伸一)

脱・限界集落株式会社 脱・限界集落株式会社 』は、前作『限界集落株式会社 』で、止村をまるごと法人化することで廃村の危機を脱して4年後のお話。

麓の幕悦町に完成したショッピングモール「TODOMEモール21」が大盛況で、幕悦駅前商店街に再開発計画が持ち上がったのです。

前巻では、限界集落だった止村を、おいしい野菜とベジタ坊というキャラクターによるブランド戦略をもって蘇らせた経営コンサルタントの多岐川優でしたが、妻の美穂と経営方針が合わず、美穂は幕悦町の上元商店街の古民家カフェの手伝いと称して家出状態。今回のテーマは、駅前商店街の生き残り戦略です。

美穂は「TODOMEモール21」と同じ手法で、駅前を再開発しようとする計画を阻止したい。ただ、町民の地権者の中には再開発を望む者も多い。それが3分の2を越えれば計画がスタートしてしまう。どうすれば商店街に活気を取り戻せるのか?

結局は予定調和だという感じがしますが、ラストに至るまでの町民や都会からの「避難民」たちの悩みや気付き、失敗、苦労などが見所です。自分が欲しいものは自分で手に入れるしかないのです。頼みもしないのに、相手から儲け話を持って来ることなどありえません。そこには絶対にリスクがあります。

わたしの地元、日泰寺の参道に「覚王山商店街」というのがあって、喫茶店、食堂、団子屋、果物店、仏具屋、墓石屋、旅館、花屋、駄菓子屋、靴屋といった、昔ながらの店が並んでいたところに、参道入口にスターバックスができてから変わってきました。最初はすごく違和感があったのですが、洋菓子のシェ・シバタやドーナツのZARAMEなど、お洒落な店も増えてきて、大須ほどの規模はありませんが、いい感じに混沌としています。日泰寺はタイと縁が深いため、商店街としてはアジアンテイストを打ち出していますが、別にアジアにこだわらないようです。最近ではセブンイレブンやコメダ珈琲ができて、にぎやかになってます。要するに、変わっていかないといけないのです。停滞すると飽きられて忘れられてしまいます。

全国の商店街、がんばれ!

お勧め度:★★★☆☆

2015年5月 6日 (水)

[Apple Watch] Bluetooth イヤホン LBT-HCP11

watch29.png
1
watch28.png
2
watch30.jpg
3
ELECOM LBT-HPC11 という、ステレオタイプのイヤホンを試しに買ってみました。Bluetooth 4.0 だから Bluetooth Low Energy (BLE)、つまり省電力設計。ボタン電池1個で数年動くと言われています。

2千円弱の製品なので贅沢は言えませんが、すぐに壊れそうで怖い。1年保証して大丈夫?

でも、Apple Watch にも iPhone5s (iOS 8.2) にもペアリング(接続)できました。ただ、どちらに接続していても、室内だと隣の部屋まで。それ以上離れると音が途切れます。また、2.4GHz帯なので無線LANと干渉する可能性もあります。

Apple Watch の設定>Bluetoothで、デバイスとして「LBT-HCP11」を選ぶと「接続中」のままですが、ヘッドホン側のLEDが6秒ごとに青が点滅していればつながっています。パスコードは要求されません。(されても困る。入力できない。Siriに話すか?)

Watch側で再生できるのは、iPhoneの「Apple Watch」アプリの「マイウォッチ」>「ミュージック」>「同期済みプレイリスト」で指定して、Watchを充電器につないだ状態で同期されたプレイリストです。そして、Watch側で「ソース」として「Apple Watch」を指定すると、iPhoneに依存せず、Watchだけで音楽を再生できます。そう、これを試してみたかったのです。

好奇心が満たされたので、素直に iPhoneにBluetooth接続して、これからは iPhoneの音楽を聴くことにします。Watch側の「ソース」も「iPhone」に戻し、WatchはiPhoneのミュージックリモコンとします。そして、今度は iPhone を iMac の iTunes にUSB接続して、お気に入りのアルバムをダウンロード。

LBT-HCP11はUSBから充電するために短いケーブルが付属しています。仕様としては、連続音楽再生 4.5時間だとか。いくらBLEといっても、ほんとかなぁ。早速試してみたところ 5時間持ちました。正確には 5時間以上。寝落ちしたので詳細は不明です。(あしからず)

お勧め度:★★★☆☆

続きを読む "[Apple Watch] Bluetooth イヤホン LBT-HCP11" »

2015年5月 5日 (火)

京都の平熱―哲学者の都市案内 (鷲田清一)

京都の平熱――哲学者の都市案内 (講談社学術文庫) 京都の平熱―哲学者の都市案内 』は、京都市バス206番系統に乗ってめぐる京都案内です。京都生まれの京都育ちの哲学者の案内は興味深く「なるほど、そういうことやったんか」と膝を打つこともしばしば。ラーメン屋をはじめ、旨いもの紹介もあって、わたしは興味津々。下手なガイドブックより100倍面白い!

ところが、なかなか読み進まなくて、最後は「読破するために京都に行こう!」。新幹線内では捗らず、進々堂(京大北門前店)で3時間粘って読み終えました。

わたしは大阪生まれの大阪育ち。京都は「いつでも行ける」からほとんど行かなかった。阪急沿線に住んでいたので、京都=四条河原町。京極、寺町通、三条? わざわざ京都に行かなくても大阪で事足りるやんか。いま思うと実に浅はかでございました。

京都は大阪より、名古屋より、ずっと面白い町です。旨いもんとけったいなもんと古いもんがごちゃまぜになって独特の文化圏を築いてる。そういえば、京セラ、村田製作所、島津製作所、ワコール、任天堂って京都の企業だったよな。独創的なベンチャーが多い。

京都、大阪、神戸。近いのに、それぞれ独自の文化をもって、しっかり生きてる。明治時代の廃藩置県の際、摂津の国を大阪と兵庫に分けたのは、東京に対抗できないようにするためだったとか。事実だとしたら、ひどい話です。

ともあれ「京都の平熱」がどんなものか、興味のある方はぜひご一読ください。

お勧め度:★★★★★

2015年5月 4日 (月)

[Apple Watch] そうだ、京都に行こう!

watch11.png
1
watch12.jpg
2
watch13.jpg
3
watch14.jpg
4
watch15.jpg
5
watch16.png
6
watch18.jpg
7
watch19.jpg
8
watch20.jpg
9
watch21.jpg
10
watch23.jpg
11
watch22.jpg
12
watch27.jpg
13
watch24.jpg
14
watch25.jpg
15
watch26.jpg
16

Apple Watch をつけて京都に行ってきました。

京都国立博物館の「狩野派 永徳の後継者たち」と智積院がメインで、春の古本市(京都市勧業館、みやこめっせ)もできれば覗いてみようというわけ。長谷川等伯が好きで、狩野派はライバルだったから是非見ておきたい。

始発の新幹線で京都に着いたのが午前7時。1時間座ったままだと「アクティビティ」が「立つ」ように通知してきます。座って仕事をする人にはいいかも。

京都駅を出たところで Apple Watch の Siri に向かって「西本願寺までの経路を教えて」(写真1)。意外に Siri は優秀で、概ね、こちらの言うことを理解してくれます。マップが表示されて、目的地までリアルタイムに案内してくれます。iPhoneを取り出してみると、やはり「マップ」アプリで案内中。iPhone の情報をWatchで見せているわけ。ただ、西本願寺に着いても案内が終了しません。Watchのマップ画面をつよく押して、表示される「中止」ボタンを押して無事終了。

西本願寺はでかい。回廊を渡っていくと、木製のビル群に迷い込んだよう(写真2)。再度、堀川通を渡って、東へ進むと東本願寺…なのですが、鉄骨の巨大な足場に覆われて、修復工事中!? ううむ、なにも見えん。あ、京都タワーが見える(写真3)。ここから、更に鴨川を渡って、京都国立博物館へ向かいます。が、開館は9:30なのにまだ8時すぎ。それじゃ先に豊国神社と方広寺の梵鐘を見ましょう。白く塗ってある部分が、家康に言いがかりをつけられた「国家安康」「君臣豊楽」の文字です(写真4)。

智積院は9時開門だから、妙法院は…あ、開いてる。きれいな庭に咲いてる花を見て Siri に「この白い花はなに?」って訊いたら「この白い花」のWeb検索結果を表示してくれました(写真5)。そうじゃなくて画像検索してほしかった。Watchでは文字入力できないから音声入力を活用します。「智積院について教えて」と頼んだらWikiの情報を表示してくれました(写真6)。

9時に智積院の収蔵館へ。お、蔵の扉が自動ドア? 中には襖絵がずらりと並んでおりました。長谷川等伯の息子・久蔵は、26歳で桜楓図を描いて亡くなったとか。せっかくの才能を若くして失ったことは残念ですが、彼の絵が400年以上、評価され受け継がれてきているのですから本望ではないでしょうか。

9:30になったので京都国立博物館へ(写真7)。館内は混雑していて、わたしは駆け足で見て回りました。有名な洛中洛外図屏風や源氏物語絵巻を始め、唐獅子図屏風は迫力がありました。思ったより展示品が充実していて、入場料1,500円の価値はありました。

向かいの三十三間堂にも寄りたい(千手観音、大好き)ところですが、GWは遠慮しておきます。朝が早かったので小腹が空いて、店先のいなり寿司に惹かれて、近くのうどん屋さんへフラフラと(写真8)。京都に来ると関西風のだしが懐かしくて、うどんかそばを食べるのです。

古本市をやってる岡崎(京都市勧業館)へは、京阪電車の駅から歩くにはちょっと不便。それならばと、出町柳まで出て「えむじか」でレンタサイクルを500円(保証金2,000円)で借りて、東大路通を南下。でも古本市はあまり面白くなかった。掘り出し物を探したい人向きです(写真9)。戻る途中、森見登美彦の『有頂天家族 』に出てくる夷川発電所に寄ってみました(写真10)。琵琶湖疎水を使った、当時世界で2番目の水力発電所だったとか。

夕方には雨が降り出すかもしれないという予報だったので、Apple Watchで天気予報をチェックしたり、マップで現在地を確認したり、
。曇りがちだったので、暑くなくて過ごしやすかった。

京都に来たら、饅頭の買い食い。これがわたしの定番なのです。出町ふたばでは行列が三重になっていたのであきらめて、今出川堀川の「おはぎの丹波屋」で、きなこのおはぎを2個買って、京都御苑で舌鼓(写真13)。その場で作ってくれるし、甘さ控えめでボリュームもあって1個120円。向かいには鶴屋吉信のビルが建ってるけど、わたしは気取らないお菓子が好き(柚子餅は好きだ)。満月本店で買った、ほんのり温かい、出来たての阿闍梨餅はおみやげ用。1個でも気持ちよく売ってくれるのがお店が好き。

喫茶店「進々堂」(京大北門前店、写真11)で、カレーセット(焼きたてパンが美味)を食べつつ、3時間かけて『京都の平熱―哲学者の都市案内 』を読破。前述のとおり、広大な京都御苑でおはぎを食べながらまったり過ごし、最後は鴨川の河畔で風に吹かれ、丸一日どっぷりと京都の空気に浸ってきました。京都ってのんびりしてるんだけど「おもろいもん」も色々あって、探検できる場所がたくさんあるから楽しい!

本日「アクティビティ」アプリではノルマ300%達成。「ヘルスケア」によると一日で25,000歩になりました。さすがに疲れた。

今日見て来た襖絵、屏風絵の「松ってこんなだったっけ?」という違和感の正体が、京都御所の松を見ていて判明しました。枝振りや松の葉のこんもりとした形がそっくり。桃山時代の絵師が描いた松は、きちんと剪定された松だったのです。

帰りの新幹線の時間まで余裕があるため、出町柳から東福寺まで行かずに七条で降りて(15分くらいかかるけど)京都駅まで歩くことにしました。そういえば、でっかいローソク、失礼、京都タワーにまだ上ったことがないから行ってみよう。地上100mの展望台から京都の町を見下ろしてビックリ。東本願寺が工事中なのが一目瞭然。大人770円で、備え付けの望遠鏡は無料だから、のんびり過ごせば元は取れそう。真下を見ると怖い。望遠鏡では地上を歩く人がよく見える。ここは監視塔だな。国立博物館や智積院はもちろん、清水寺の舞台も見えたし、高台寺の北側の霊山観音もよく見えた。

iPhone5sは写真を撮っているだけでバッテリーが減るので、一日の真ん中でモバイルバッテリー(SONY CP-V5)から充電してやる必要があります。一方のApple Watchは17時間使ってバッテリー残量50%。あまり弄らなければ2日間保ちそう。もちろん、iPhone用のモバイルバッテリーで充電することができました。

今日、新幹線のホームで何気なく腕を組んだら、Watchの画面を押さえる格好になって、見ると文字盤選択モードになっていました。腕を組むときは左右逆にしなければならないのか。感圧型タッチパネルも善し悪しです。

街中でも電車の中でもスマホを弄っている人だらけ。そんな中で腕時計を触っているほうがさりげなくていい。と思っているのは私だけ?

続きを読む "[Apple Watch] そうだ、京都に行こう!" »

2015年5月 2日 (土)

[Apple Watch] ただいま充電中

watch10.jpeg


Apple Watchを入手して、まず考えたのが「置き場所」。毎日使う鍵や小物は置き場所を決めておかないと、朝持ち出すのを忘れます。

ブラックスポーツバンドは、手首から外すと全長27cm。デスクの脇に置くには長すぎるし、わざわざホックを留めても、ウレタンなので金属製バンドのようには立ちません。そこでデスク脇の本棚にフックをつけて引っ掛けることにしました。ついでに、その状態で充電器を背面にくっつけておけば完璧!

「Apple Watch スタンド」なる製品も販売されているようですが、そんなものはちょっと工夫すれば済むはず。そんなお金があるなら、将来のために「アップル貯金」しましょう。でも、18金のEditionだったら、ガラスケースに鍵かけておいたほうがいいかも。

バッテリーは、いまのところ、丸一日使っても半分も減らない。時計として使っている分には長持ちしそうですが、あれこれ弄ると消耗するのでしょう。一度、持久力テストおよびモバイルバッテリーからの充電も試してみなければ。

わたしは腕時計はあまり好きじゃなくて、必要なときしか付けない主義なのですが、Apple Watchは毎日付けてます。もう慣れてしまって、あまり意識することはありませんが、時々プルっと震えて、なにかしら通知してくるのが可愛い。ただ、あまりしつこいアプリは黙らせます。(笑)

特別な機能はなくても、時刻だけでなく、天気予報とか、今日の予定とか、月齢なんかが、気軽に覗くことができて、メールチェックもできれば、それで十分かな、という気がしています。あなたのiPhoneだって、すべての機能を使っているわけではないはず。あくまで道具なのですから、主体は自分。道具に使われないようにしたいものです。

2015年5月 1日 (金)

[Apple Watch] ど真ん中ゲーム・たまごっち

watch07.png

watch08.png

watch09.png
Apple Watchを手に入れたときから、Watchの画面サイズにピッタリのゲームは「たまごっち」だと思っていました。で、ダウンロードしてみたところ、おぉ、懐かしい!

しかし、通知をオンにしていると「たまごっちが呼んでいます」メッセージがバンバン飛んでくるのでオフにしてやりました。あ、そうすると知らないうちに死んじゃったりするのかなぁ。(それはイヤだ!)

こういう育成ゲームも、写真に残すだけでなく、3Dプリンターに出力して、フィギュアとして残すことができるようになると面白いですね。

左の写真は、Watchの画面キャプチャ機能を使って撮りました。Watch側面のボタン2つを同時に押すとプルッと振動して、iPhoneの「写真」に保存されていきます。原則としてWatch本体にはデータは残りません。メモリは全体で8GBしかないらしいので、ユーザデータ領域は制限するようになっています。

Apple Watchって5万〜200万円と価格差が大きいけれど、それはケースとバンドの違いであって、時計でいうところのムーブメントは共通でしょう。だとしたら、まずは安いところから始めてみてはいかがでしょうか?

たまごっちのお勧め度:★★★☆☆

« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »