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2015年4月11日 (土)

京大芸人式日本史 (菅 広文)

京大芸人式日本史 京大芸人式日本史 』は、いわば日本史漫才本。ロザンの京大出身芸人・宇治原いわく「日本史の教科書を、物語を読むように読めば、流れが頭に入ってくるので忘れない」。それを相方の菅が漫才のようにまとめたもの。菅がタイムマシンに乗って、歴史上の人物に会って回る物語です。あ、漫才といっても、菅のひとり漫才で、相方は歴史上の人物です。

着想はよいのですが、漫才を文章で読まされても、あまり面白くない。漫才って、表情や口調、間合いや勢いがあっての芸だから、冷静に文章で表面をなぞると、非常にくだらない内容が露見してしまうのです。ただ、菅が中学校の社会科教師として授業をしている、と想像すると愉快。

これを読んだら日本史に興味が持てるとか、テストの役に立つといったことはありません。妙な期待は捨てましょう。でも、最終章「土地は誰のものですか?」は、歴史の流れを把握する試みとして面白い。過去の「京大芸人」シリーズの愛読者にお勧めします。

お勧め度:★★★☆☆

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