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2015年4月 1日 (水)

孤高のメス―神の手にはあらず 2 (大鐘 稔彦 )

孤高のメス―神の手にはあらず〈第2巻〉 (幻冬舎文庫) 孤高のメス―神の手にはあらず 』は、全4冊中の2巻目。主人公の外科医・当麻は台湾でも大活躍。そこへ、当麻バッシングの親玉・徳武が学会にやってくることに…。

山崎豊子の『白い巨塔 』に見られるように、医療小説というと「純粋に患者の命を救う」以外のドロドロした部分が多いのに閉口します。たしかに、大学も病院もきれいごとだけでは運営できないでしょう。誰かが組織を維持しなければ、医療行為もできなくなってしまいます。しかし、それにしても大学病院はひどい。

徳武がどうであれ、当麻はマイペース。自分の仕事を着実にこなしていき、台湾でも理解者を得ていきます。が、そんな当麻にも悩みがあって、故郷には父親をひとり残してきて、婚約者・翔子とのことも進展がない。後輩の矢野も恋の悩みがあるようですが、かつて青木がそうであったように、若い医者って女性にだらしない。医者って腕も大事だけど人格も備えていてほしいと願うのはムリでしょうか。

問題は甦生記念病院の島田院長。彼は一体どうなってしまうのか!?

お勧め度:★★★☆☆

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