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2015年3月 3日 (火)

孤高のメス―外科医当麻鉄彦 6 (大鐘 稔彦 )

孤高のメス―外科医当麻鉄彦〈第6巻〉 (幻冬舎文庫) 孤高のメス―外科医当麻鉄彦 6』はシリーズ最終巻。当麻は大川町長の死体肝移植を断行し、見事成功させますが、マスコミや学会だけでなく、院内の他のドクターたちからも「一言も相談もなく、このような暴挙に出たことは許しがたい」とバッシングを受けます。

予想されたこととはいえ、哀しいです。人の命が救われたことよりも、手続きやプライドばかりにこだわる人たちが哀しい。臓器移植法成立前ですから、脳死状態のドナーに対する殺人容疑で捜査まで受けるわけです。

台湾で大病院を経営する王文慶いわく「日本人には優秀な人が多いけれど、どうも人の出世や誉れを妬む陰湿なところがありますね。潔くないです。鉄彦さんのせっかくの志や才能が、今の日本では潰されてしまいそうな気がします」。たしかに。同感です。

続きは『孤高のメス―神の手にはあらず 』 の全4冊で。

お勧め度:★★★★☆

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