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2015年2月 4日 (水)

最も遠い銀河 1 冬 (白川道)

最も遠い銀河〈1〉冬 (幻冬舎文庫) 最も遠い銀河〈1〉冬 』は、iBooksストアで「シリーズ第1巻が無料」セールをしていたのをダウンロードしました。iPhoneの小さい画面でも小説が読めることがわかりましたが、2巻目以降は700円と高いので、図書館で借りることにします。

文庫本なら嵩張らないとはいえ、500ページもあると持ち歩くには邪魔になります。その点、電子本のほうが好都合なのですが、印刷本のほうが「読んでいる」実感がある。しおりを挟むと「半分超えたな」と、満足感を感じるのです。バッテリーも要らないし。(笑)

主人公の建築家・桐生晴之は、小樽の貧しい家に育ち、両親を亡くし、新宿で不良グループのヘッドをしていたが、そこで露天を出していた韓国人ハーフの李京愛から百合のペンダントを買い、恋人の美里と半分ずつ持っていたのだが、美里を白血病で失い、亡骸は小樽の海に沈めたのを発見され、小樽署の元刑事・渡誠一郎が幼くして同じ場所で死んだ娘・梢を弔うためにも、亡骸が誰なのか突き止めたいと、晴之の過去に迫る…。

「最も遠い銀河」というタイトルは、当時、李京愛が初めて書いた詩集に収められていた詩。それを買った晴之は今でも大事に持っているのです。

「日陰に落ちた種子」である晴之と美里。「日向に落ちた種子」である人たちと出会い、運命が絡み合っていきます。

お勧め度:★★★★★

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