« ワーキング・ホリデー (坂木司) | トップページ | 木暮荘物語 (三浦しをん) »

2014年12月17日 (水)

ウィンター・ホリデー (坂木司)

ウィンター・ホリデー (文春文庫) ウィンター・ホリデー』はホリデーシリーズ第2弾。『ワーキング・ホリデー』が夏休みの出来事だったので、今回の続編では冬休みです。
  1. 配達予告
  2. サンタ便(トナカイなし)
  3. 歳末特別配送
  4. 初荷の酒
  5. ハート配達人
  6. 届けたい

元ヤン宅配リアカー運転手ヤマト(片仮名で書くと黒猫ヤマトを想像してしまう)は、数ヶ月前に突然現れた息子・進がやってくるのが楽しみで仕方ありません。クリスマスには来るというのですが連絡もあまりなくて寂しいヤマト。

ヤマトが進のちょっとした言動にも右往左往し、周囲がフォローしようと大騒ぎに…という展開はちょっと食傷気味。どんなに美味しいケーキも多すぎると飽きます。怪しいジャスミンの立場も前巻でほぼ明らかになっていますから、読者が知りたいことといえば、進の母・由希子との関係がどうなるのか、くらい。

家族の日常を描くという意味では『東京バンドワゴン』を思い出します。古書店という稼業についてはごく自然なのですが、こちらの宅配便という仕事はこだわりすぎ。苦労話が目立って、読んでいて疲れます。『ウィンター・ホリデー』の続編というより下巻。別の本を読んでいる気がしませんでした。

お勧め度:★★★☆☆

« ワーキング・ホリデー (坂木司) | トップページ | 木暮荘物語 (三浦しをん) »

現代小説」カテゴリの記事

2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ