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2014年11月 3日 (月)

ぶたぶたカフェ (矢崎存美)

ぶたぶたカフェ (光文社文庫) ぶたぶたカフェ』はシリーズ第10弾。いまは食べ物シリーズを逆に辿っています。作者が食いしん坊なので、山崎ぶたぶたさんが美味しそうなものをたくさん作ってくれます。

カフェ「こむぎ」は早朝から夕方までがカフェで、夜はバーになる。カフェの店長はぶたぶたさんで、バーの店長は綿貫さん。優等生の目黒泰隆は不眠症に悩まされ、会社勤めを突然辞めます。そして、綿貫に誘われてバーを手伝うことになりました。そこでぶたぶたさんに接近遭遇というわけ。

泰隆のややこしい家庭事情を知っても、ぶたぶたさんはあくまで「やさしい傍観者」。さりげなくアドバイスはしても、説教くさいことは言わないから、話を聞いてもらうだけで気が楽になる。まずもって、その外観に癒されるわけですが、中身はおじさんとはいえ温厚な性格が周囲を温かく包みます。

図書館で何冊かまとめて(予約して)借りるときには、ぶたぶたシリーズを1冊加えています。すると、他はちょっと内容が重い本にも挑戦できるのです。この本を読むと、気持ちが楽になります。

お勧め度:★★★★★

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