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2014年11月11日 (火)

限界集落株式会社 (黒野伸一)

限界集落株式会社 (小学館文庫) 限界集落株式会社』は、このままではいずれ消えてしまう過疎の村を再生しようと立ち上がった男、多岐川優の物語。銀行とIT企業に勤めたエリートが、退職を機に、BMW7シリーズに乗って、止村(とどめむら)にある祖父の住んでいた古民家にやってきたのです。

農業は天候や病気、害虫、害獣などのリスクが大きく、収入が不安定。出荷、販売も農協に依存していては儲からない。米よりも儲かる野菜を効率よく育て、独自の販路を切り開いていくしかありません。

日本の農業が抱えている問題点もわかってくる、お得な小説。ただ、ストーリーは出来上がっていて、それを登場人物たちがなぞっているだけという印象を受けます。あっさり、どんどん話が進んでいくのです。

それでもトレンディーなテーマは面白い。続編が、小学館の月刊STORY BOX 2014/11号から連載開始されています。興味のある方はこちらからどうぞ。

お勧め度:★★★☆☆

古いですけど、わたしもBMW7シリーズ(E32 735)に乗っていたことがあります。どーんと前後に長いビッグセダン。 この頃のBMWって意外と着座位置が低くて、ステアリングが大きめで細身。基本はゆったり走るのが似合うけれど、高速道路ではオートクルーズで高速巡航も可能。家族を安全に快適に運ぶには良いクルマでした。

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