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2014年11月13日 (木)

69 sixty nine (村上龍)

69 sixty nine (文春文庫) 69 sixty nine』は村上龍の青春小説。1969年、学生運動と反戦運動、アポロとロックに揺れる時代に僕は佐世保北高を「バリ封」した。誰に媚びることなく、楽しく奔放に生きた記録。

作者は楽しく書いたそうですが、わたしは読んでいて楽しくはありませんでした。自分の高校生活がいかに退屈なものだったかを思い出してしまった。いずれにせよ、彼らのノリにはついていけませんけど。

いちばん面白かったのは作者のあとがき。1969年の物語を1987年に書いたわけだから、当時高校生だった人たちに読んでほしいとあります。しかし、2007年の文庫版あとがきでは<若者の特権は「時間という資源」だけだと肝に銘じて、成熟社会をサバイバルしてもらいたい>と言っています。

お勧め度:★★☆☆☆

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