« 神様のご用人 (浅羽なつ) | トップページ | ぶたぶた図書館 (矢崎存美) »

2014年10月29日 (水)

ぶたぶたの本屋さん (矢崎存美)

ぶたぶたの本屋さん (光文社文庫) ぶたぶたの本屋さん』は「ぶたぶたシリーズ」の最新刊。このシリーズは初めて読みます。
  1. 明日が待ち遠しい
  2. ぬいぐるみの本屋さん
  3. 優しい嘘
  4. 死ぬまでいい人

以上、4編の連作短編集。異なる主人公がぶたぶたさんとの交流を描いています。

ぶたぶたさんは豚のぬいぐるみであって着ぐるみではないらしい。彼は「ブックス・カフェやまざき」という、本が読めるし買えるカフェを営んでいるという。おまけに妻子持ちだというから「紅の豚にちがいない!」。そう、呪いのせいで豚のぬいぐるみになってしまったのです。

ぶたぶたの不思議感もあって、ほんわかした癒し系フィクション。気持ちが和みます。小説には「味」があって、苦い『満願』を読んでいたので、甘い本書で口直しできました。いってみれば「スイーツ本」?

本書のなかで紹介された『林檎の庭の秘密 』と『影踏み 』は、機会があったら読んでみます。

お勧め度:★★★★★

« 神様のご用人 (浅羽なつ) | トップページ | ぶたぶた図書館 (矢崎存美) »

SF/ファンタジー」カテゴリの記事

現代小説」カテゴリの記事