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2014年10月10日 (金)

満願 (米澤穂信)

満願 満願』は『氷菓 』シリーズの作者によるミステリー短編集。下記の6編を収録しています。以前、中日新聞で紹介されたので読んでみることにしました。
  1. 夜警
  2. 死人宿
  3. 柘榴
  4. 万灯
  5. 関守
  6. 満願

「夜警」は交番勤務の警察官、「死人宿」は山奥の温泉宿を訪れる、自殺願望をもつ客、「柘榴」は両親が離婚しようとしている美しい姉妹、「万灯」は海外天然ガス採掘に命を賭ける商社マン、「関守」は転落死亡事故が多い峠の茶店のお婆さん、「満願」はかつての下宿先の奥さんを弁護する弁護士、が主人公のミステリー、というよりホラーサスペンスです。わたし、こういうの苦手なんです。あぁ、怖かった…。

お好きな方は、寝苦しい夏の夜にどうぞ!

お勧め度:★★★☆☆

「関守」は謎と伏線にムリがあります。結論を導くために言い訳を用意した感じ。それに、最後に小柄なお婆さんひとりでどうするんだろ?

「夜警」は、どうやって銃弾を見つけたんだろう?

「万灯」は「後悔するなら、その前に思いとどまれよっ」のひとこと。ミステリーっぽいのは「死人宿」。怖いといえば「柘榴」がいちばん怖かった。

あら探しするようでごめんなさい。小説を書くのって大変なんですね。

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