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2014年9月 4日 (木)

親鸞 激動編 (五木寛之)

親鸞 激動篇(上) (講談社文庫)

親鸞 激動篇(下) (講談社文庫)
親鸞 激動篇』は『親鸞 』に続く第2部。

『親鸞』を読んでから、京都に遊びに行ったときに比叡山に登ってみました。もっと早く「激動編」を読もうと思いつつ先延ばしにしていました。わたしにとって「親鸞」は重かったのです。

ところが、実際に「激動編」を手に取ると「おもしろい!」。自分でも意外でした。

世俗にまみれ、悩んだ挙句にたどり着いた念仏。恵信という妻を娶り、京から越後に流されても、1年間淡々と刑に服し、気取らず、奢らず、時に無茶をする。親鸞の人柄に惹かれる部分も大きいものの、安心して読める文章がいい。ラノベも好きだけど、イライラすることも多々あって、今回は五木寛之がオアシスとなりました。

越後で出会った外道院金剛は、乞食、病者などの穢れを厭わず、共に河原で暮らし、風呂にも入る。そこに郡司と守護代との確執が絡み、政治的対立に巻き込まれた親鸞は…。

波乱万丈で読み応えがありました。『親鸞 』を読まれた方はぜひ!

お勧め度:★★★★★

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