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2014年8月11日 (月)

忍びの国 (和田竜)

忍びの国 (新潮文庫) 忍びの国』は、織田信長の次男・信雄軍と、百地三太夫の伊賀軍団との戦いを描いたエンターテイメント歴史小説。

しかし「伊賀軍団」というよりは「金のためなら何でもやる、人情を解さない連中」。そんな中でも飛び抜けた腕前を持つ忍び「無門」は敵地から美貌の妻女「お国」を連れ帰ってきたものの、稼ぎが悪く「約束がちがう」と家(祖末な百姓家)から追い出される始末。それでも無門はお国の機嫌を取ろうと必死で金を稼ぐ。

伊賀者がどんな技を持っていたかは知りませんが「無門はプレデターか!?」と思うほど、ありえない戦いぶり。

万城目学の『とっぴんぱらりの風太郎 』の主人公・風太郎も伊賀ものですけど、人の心は持っていますし、いざというときにはがんばります。フィクションとしては面白いのですが、伊賀ものをここまで悪し様に書いた本は初めてなので面食らいました。

お勧め度:★★★☆☆

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